(3189) トゥー・ウィークス・ノーティス

【監督】マーク・ローレンス
【出演】サンドラ・ブロック、ヒュー・グラント、アリシア・ウィット、デビッド・ヘイグ、ドリアン・ミシック、ジェイソン・アントゥーン
【制作】2002年、アメリカ

地域開発を進める社長と、それに反対する女性弁護士との恋を描いたラブコメディ。

環境保護派の女性弁護士ルーシー・ケルソン（サンドラ・ブロック）は、地域センターを取り壊してアイランド・タワーを建設しようとしているウェイド社の社長、ジョージ・ウェイド（ヒュー・グラント）に直訴。弁護士を必要としていたジョージは、地域センターを残すことを条件に、ルーシーを雇う。ルーシーは手腕を発揮して彼の離婚を調停し、彼との仕事を続けるが、些細なことまで相談してくるジョージに業を煮やし、辞任を決める。
ジョージは美人のジューン・カーバー（アリシア・ウィット）が求職してきたことを機に、彼女を弁護士にするが、ルーシーは、ジューンに嫉妬心を抱くようになっていた。ジョージのもとを去って働くルーシーのもとに、ある日、ジョージがやってきて、スピーチ原稿を確認してほしいと言って、原稿を読み始める。その内容は、ある女性の強い意志に動かされ、地域開発を辞めるという内容だった。ルーシーは去っていったジョージを追いかけ、歩道の上で抱き合い、口づけをかわすのだった。

仕事上で敵対する男女が、惹かれ合って結ばれるという、典型的なラブコメディ。軽快な内容で、この手の作品の好きな人には面白いかもしれないが、あまりにも予定調和すぎだった。ルーシーとジョージが野球観戦するシーンでは、ニューヨーク・メッツ時代の新庄剛志の打撃が見られる。ドナルド・トランプもちょい役で出演していた。

【5段階評価】２