(3198) こんにちは、母さん
【監督】山田洋次
【出演】大泉洋、吉永小百合、永野芽郁、宮藤官九郎、寺尾聰、加藤ローサ、田中泯
【制作】2023年、日本
人事部長を務める男と、その母親との交流を描いた作品。
大会社の人事部長を務める神崎昭夫(大泉洋)は、同僚の木部(宮藤官九郎)の自主退職を促す立場となり、木部から恨まれる。昭夫は妻との関係が悪化しており、一人娘の大学生、舞(永野芽郁)は外泊がち。昭夫は商店を営む母親の福江(吉永小百合)の家に顔を出す。福江はホームレス相手のボランティア活動に参加しており、そこの牧師の萩生(寺尾聰)を憎からず思っていた。
木部は社内で上司を汚させる事故を起こし、懲戒解雇されそうになるが、昭夫は自分の役職を犠牲にして木部の懲戒解雇を取り消させる。木部は昭夫に感謝する。萩生は北海道に異動することになり、昭夫は妻との離婚を決める。失意に沈む福江だったが、昭夫がしばらく福江の家に住もうかなと言ったのを聞き、生きる力が再度湧き上がるのだった。
大泉洋がお人好しの人物を好演。リストラやホームレスといった社会問題を取り入れているが、あまり深刻ではなく、ほのぼのとした話。有名俳優が出ているということ以外、あまり見どころはなかった。
【5段階評価】3
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