(3196) エロディー危機一髪
【監督】ローリアンヌ・エスカフル
【出演】マデレーヌ・ボドット、グレゴリー・ガドゥボワ、ブリジット・マズール、クラウディア・バコス、ローリアンヌ・エスカフル
【制作】2018年、フランス
エステティシャンの試験に挑む肉屋の娘と、その父親を描いた作品。21分の短編映画。
肉屋の娘、エロディー(マデレーヌ・ボドット)は、父親(グレゴリー・ガドゥボワ)にこき使われる毎日。彼女は美容学校に通っており、エステティシャンの実技試験を翌日に控えていた。ムダ毛処理のモデルが必要だったエロディーは、肉を届けた先の少女(クラウディア・バコス)が彼氏と喧嘩してムダ毛処理をしていないと知り、モデルを頼む。翌日、父親の車で少女を迎えに行くと、彼女は彼氏とよりを戻してムダ毛を処理してしまっていた。エロディーは絶望するが、車の隣に座っている父親に目を付ける。彼女はモデルとして父親を連れていき、試験官(ローリアンヌ・エスカフル)は驚きながらもそれを認める。父親は、夢に向かってがんばるエロディーの成長を実感するのだった。
オチは途中で読めたが、微笑ましい内容だった。最後に「不器用に娘を愛する父たちへ」というメッセージが現れるのも心憎かった。
【5段階評価】3
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