(3190) ”隠れビッチ“やってました
【監督】三木康一郎
【出演】佐久間由衣、森山未來、大後寿々花、村上虹郎、光石研、前川泰之、小関裕太、前野朋哉、片桐仁
【制作】2019年、日本
男を手玉に取る勝ち気な女性の恋愛を描いた作品。あらいぴろよの漫画が原作。
デパートで働いている荒井ひろみ(佐久間由衣)は、男に自分を好きと言わせることで満足を得るという行為を繰り返しており、同居人の木村彩(大後寿々花)からは「隠れビッチ」と呼ばれていた。ひろみには幼少の頃、父親(光石研)に母親ともども暴力を受けていた過去があった。
色々な男を手玉に取っていたひろみだったが、同じデパートに勤める三沢光昭(森山未來)に運命を感じ、彼を恋人にする。しかし、ひろみは牛乳を買い忘れる程度のことで三沢にぶち切れ、温厚な三沢もついに、一ヶ月距離を置こうとひろみに告げる。ひろみのしていたことは、彼女の父親のしていたことと同じだった。そのことに気づいたひろみは、一ヶ月後、三沢に泣いて謝罪する。三沢はひろみと暮らすことを決意。ひろみは、彩や小島晃(村上虹郎)と暮らしていたシェアハウスから旅立ち、三沢と新たな生活を始めるのだった。
ひろみは、個人的には好きになれないキャラクターだったが、ひろみ役の佐久間由衣の見た目の可愛さは本物。貧乳だったけども。三沢との恋はうまくいくのか、はたまたやはりひろみの激昂癖は直らず破綻するのか。うまく行くといいよなあと思っている観客にとっては、ラストで、一度付き合った末に裏切られた安藤剛(小関裕太)から、また会いたいと連絡を受けてとまどうシーンは蛇足気味。続編を匂わせたのかもしれないが、何それ感があった。
【5段階評価】3
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