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2025年6月23日 (月)

(3077) 卒業白書

【監督】ポール・ブリックマン
【出演】トム・クルーズ、レベッカ・デモーネイ、カーティス・アームストロング、ジョー・パントリアーノ、ニコラス・プライアー
【制作】1983年、アメリカ、ドイツ

男子高校生の性と進学に奮闘する様子を描いた青春映画。

高校生のジョエル・グッドソン(トム・クルーズ)はプリンストン大学への進学を目指しているが、成績は今ひとつ。ジョエルの父(ニコラス・プライアー)と母(ジャネット・キャロル)が旅行に出かけたため、ジョエルは、コールガールを呼ぶ。ジョエルのもとに、ラナ(レベッカ・デモーネイ)という美女が現れ、ジョエルは夢のような夜を過ごすが、お金がなかったため、ラナはジョエルの母のクリスタルの置物を持ち帰ってしまう。ジョエルは友人のマイルズ(カーティス・アームストロング)とラナを探す。二人はレストランでラナを発見する。ジョエルに気づいたラナは、ジョエルの車に乗り込む。すると、グイド(ジョー・パントリアーノ)というラナのマネージャーがラナを追いかけてくる。ジョエルは父親のポルシェでグイドを巻く。
ラナとの仲が深まったジョエルは、ラナの仲間とマリファナをやるが、ジョエルはラナと喧嘩してしまう。さらに、乗ってきたポルシェのサイドブレーキが効かずに動き出し、水の底に沈んでしまう。ポルシェの修理のお金が必要になったジョエルは、ラナと共謀して自宅でパーティを開く。そこにプリンストン大の面接官(リチャード・メイサー)がやってきて、ジョエルに質問を始める。ジョエルはやけくそになり、自分はイエール大学に行くと叫んでしまう。
パーティは大成功を収め、ジョエルはラナに誘われ、地下鉄の中で抱き合う。ジョエルが帰宅すると、家具がグイドに持ち去られていた。グイドはジョエルに家具を買い戻させる。ジョエルは必死で家具を家に運び直し、親の帰宅になんとか間に合わせる。父親はジョエルに、何か言うことがあるのでは、と問いかける。ジョエルがしらばっくれると、父親は、プリンストン大学から、ジョエルがぜひ欲しいと連絡があった、と告げる。ジョエルは自由企業研究の成果として、一晩で8,000ドル稼いだことを報告するのだった。

親が旅行に出かけ、ジョエルが一人、自宅でワイシャツとパンツ姿で踊りまくるシーンが有名。レベッカ・デモーネイ演じるラナの絶世の美女ぶりも見所。一方、作品としては、意味が分かりにくく、モヤモヤする作りだった。ポルシェが突然動き出したのはなぜなのか、ラナがなぜジョエルを誘惑したのか(金のためだとしたら高校生にたかるだろうか)、ジョエルはどうやって一晩で8,000ドル稼いだのか、ラナとグイドの関係は実際なんだったのか、肝心なところの説明が省略されてて想像任せになっていた。

【5段階評価】2

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