(3084) 赤毛のアン
【監督】ケビン・サリバン
【出演】ミーガン・フォローズ、コリーン・デューハースト、リチャード・ファーンズワース、スカイラー・グラント、ジョナサン・クロンビー
【制作】1985年、カナダ、アメリカ
モンゴメリーの小説を映画化した作品。文学を愛する少女の成長を描いた物語。次作は「続・赤毛のアン/アンの青春」(1987)。
プリンス・エドワード島で農業をしているマシュー・カスバート(リチャード・ファーンズワース)とマリラ・カスバート(コリーン・デューハースト)の兄妹は、男の子を孤児院から引き取ることにするが、手違いで女の子のアン・シャーリー(ミーガン・フォローズ)がやってくる。マシューはアンが気に入り、マリラも迷った末に、アンを引き取ることにする。話し好きで勝ち気な性格のアンは、いろいろなトラブルを起こしながらも、人々に愛されていく。同級生のダイアナ・バリー(スカイラー・グラント)とは親友になり、常に成績を競い合うギルバート・ブライス(ジョナサン・クロンビー)も、アンに好意を抱く。アンの担任のミュリエル・ステイシー先生(マリリン・ライトストーン)は、アンを進学クラスに移ることを勧め、マリラは賛成する。アンは優秀な成績でクィーン学院に入学する。そんな中、マシューが死亡。マリラは農場の売却を考えるが、アンは地元に住んで教師となることを決意。ギルバートもそれを応援。アンはようやく、ギルバートの好意を素直に受け入れるのだった。
NHK BSで前後編に分けて放映。もともとはカナダのテレビ番組だが、日本では劇場公開された。アンがプリンス・エドワード島に住むようになるまでのいきさつと、クィーン学院に入学して教師になることを決めるまでが描かれていた。「赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道」(2010)で序盤の予習は済んでいたこともあってか、物語にはすっと入って行けた。全体的には幸せな物語。
【5段階評価】3
最近のコメント