(3029) ラブ・アクチュアリー
【監督】リチャード・カーティス
【出演】ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、アラン・リックマン、ビル・ナイ、マルティン・マカッチョン、エマ・トンプソン
【制作】2003年、イギリス、アメリカ、フランス
夫婦や親子、恋人たちのクリスマスの愛を描いた群像劇コメディ作品。
登場するのは、イギリス首相のデビッド(ヒュー・グラント)と公邸のスタッフのナタリー(マルティン・マカッチョン)、妻を亡くしたダニエル(リーアム・ニーソン)と妻の連れ子サム(トーマス・サングスター)、サムの片思いの相手ジョアンナ(オリビア・オルソン)、撮影のラブシーンのリハーサルの代役(スタンドイン)を担当しているジョン(マーティン・フリーマン)とジュディ(ジョアンナ・ペイジ)、撮影スタッフのトニー(アブダル・サリス)、その友人でイギリスではもてないのでアメリカにナンパに行こうと考えるコリン(クリス・マーシャル)、新婚のジュリエット(キーラ・ナイトレイ)と新郎のピーター(キウェテル・イジョフォー)、ピーターの友人で実はジュリエットが好きなマーク(アンドリュー・リンカーン)、下品なロック歌手ビリー・マック(ビル・ナイ)とそのマネージャーのジョー(グレゴール・フィッシャー)、ダニエルの相談相手の女性カレン(エマ・トンプソン)、カレンの夫で会社社長のハリー(アラン・リックマン)、ハリーが恋愛を後押しする奥手の女性社員サラ(ローラ・リニー)、サラの好きな相手カール(ロドリゴ・サントロ)、ハリーを誘惑する女性ミア(ハイケ・マカチュ)、恋人(シエンナ・ギロリー)が弟と浮気していることを知ってコテージ暮らしを始めた作家ジェイミー(コリン・ファレル)と家政婦に来たオーレリア(ルシア・モニス)、などなど。それぞれがクリスマスにハッピーエンドを迎え、1ヶ月後に空港で多くの再会があるのだった。
主役級の有名俳優が多数登場する賑やかな作品。Mr.ビーンことローワン・アトキンソンもちょい役で出演しており、最後には「スターシップ・トゥルーパーズ」(1997)のデニス・リチャーズまで登場。アメリカでモテモテになるコリンや、オーレリアにプロポーズするジェイミー、ジョアンナに気に入られるサム、ナタリーの家を尋ね当てるデビッドなど、できすぎな展開もあるが、妻のカレンに浮気がバレるハリーや、ジュリエットに好きな気持ちを伝えて去るマークなど、ほろ苦い部分もあった。ベタだがジョアンナの歌のシーンや、ジェイミーのプロポーズのシーンは感動的。長いし登場人物が絡み合っているのでしっかり覚えていないと訳が分からなくなってくる部分はあるが、楽しい作品だ。
【5段階評価】4
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