(2722) ドラえもん のび太とアニマル惑星
【監督】芝山努
【出演】大山のぶ代(声)、小原乃梨子(声)、田中真弓(声)、野村道子(声)、たてかべ和也(声)、肝付兼太(声)
【制作】1990年、日本
ドラえもんの劇場版第11作。動物が平和に暮らす惑星を守るためにドラえもん(大山のぶ代)たちが奮闘する姿を描いている。
のび太(小原乃梨子)の家が、どこでもドアに似たどこでもガスという未来の道具の力で、動物が人間のように進化して暮らしているアニマル星とつながる。のび太はそこで犬の少年チッポ(田中真弓)と友だちになる。アニマル星の衛星「地獄星」に住むニムゲは、自然破壊が進み廃墟のようになった自分たちの星を捨ててアニマル星への侵略を開始。ドラえもんたちはがんばって抵抗する。すると、地獄星の政府軍が現れ、アニマル星を攻撃している人たちを逮捕する。地獄星の人たちは、自分たちの星を自然豊かな星に戻すことを誓ってアニマル星から去っていく。のび太たちはチッポに別れを告げ、地球に戻るのだった。
環境破壊に警鐘を鳴らすメッセージ性強めの作品。最初に、のび太がアニマル星にたどり着くのが夢なのか現実なのか分らないという謎が提示され、それが次第に解き明かされていくという作り方をしており、中盤も、しずかちゃん(野村道子)をアニマル星に連れてきたのに動物が全然いないとか、後から来たジャイアン(たてかべ和也)とスネ夫(肝付兼太)が謎の人影に怯えたり、と謎とその回収が何度かあり、教育的な内容もあって、子供向けによくできている作品だった。本作はアマゾンプライムで鑑賞。
【5段階評価】3
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