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2024年7月 5日 (金)

(2724) ミセス・ダウト

【監督】クリス・コロンバス
【出演】ロビン・ウィリアムズ、サリー・フィールド、ピアース・ブロスナン、ロバート・プロスキー、リサ・ジェイカブ
【制作】1993年、アメリカ

子供との面会を制限された男が家政婦に化けて子供たちに会う様子を描いたコメディ作品。

声優のダニエル・ヒラード(ロビン・ウィリアムズ)は自由奔放な性格。アニメのアテレコでアドリブを聞かせ過ぎ、雇い主と口論になって失業。そんな彼だが、長女のリディア(リサ・ジェイカブ)、長男のクリス(マシュー・ローレンス)、次女のナタリー(マーラ・ウィルソン)は父親が大好きで、ダニエルも子供たちを溺愛していた。しかし、好きが高じて移動動物園を自宅に呼んで大騒ぎし、とうとう妻のミランダ(サリー・フィールド)に愛想をつかされ離婚。失業中のダニエルは養育権を認められず、週に一度しか子供に会えなくなり、3か月後に養育権の再審査となる。
ミランダが家政婦を雇うのを知ったダニエルは、特殊メイクアップアーティストの弟、フランク(ハーベイ・ファイアスタイン)におばさんに変身させてもらい、ミセス・ダウトファイアと名乗って家政婦の座に収まる。子供たちはダウトファイアになじみ、ミランダも家政婦を気に入る。
ミランダは、ハンサムなビジネスマンのスチュワート・ダンマイア(ピアース・ブロスナン)と家族ぐるみでレストラン「ブリッジズ」で食事をすることになり、ダウトファイアも誘われる。ダニエルは同じ時間に同じ店でテレビ局のジョナサン・ランディ社長(ロバート・プロスキー)と重要な仕事の会食が入る。どちらも断れないダニエルは、ダウトファイアとダニエルを行ったり来たりしながら両方の会食をこなそうとするが、とうとうばれてしまう。
養育権の再審査が始まり、ダニエルは子供との間を引き裂かないでほしいと懇願するが、審査官はこれまで通りの週に一度の面会、しかも監視付きという結果を言い渡す。ミランダは再び家政婦を探すが、ダウトファイア以上の家政婦は見当たらない。そんなとき、テレビからダウトファイアの声が聞こえ、子供たちはテレビの前に飛んでいく。テレビではダウトファイアの出演する子供番組が始まっていた。子供とともにテレビを楽しむうち、ミランダは考えが変わり、放課後の子供の世話をダニエルに託すことにする。ダニエルも子供たちも大喜びするのだった。

ロビン・ウィリアムズのコメディ役者としての演技力が光る作品。ではあるのだが、女性と男性を行き来してあたふたしたり家具や人にぶつかったり、と、慌てぶりが芝居がかっており(いや芝居なんですけども)、作り物っぽさが鼻に付いた。また、レストラン「ブリッジズ」でのドタバタも長すぎた。ジャッキー・チェンの映画でも、似たようなドタバタがときどきある(「ツイン・ドラゴン」とか)が、けっこう匙加減の難しいシーンなのだと知った。

【5段階評価】3

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