(2720) 珍遊記
【監督】山口雄大
【出演】松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、藤本泉、今野浩喜、温水洋一、笹野高史、田山涼成、ピエール瀧
【制作】2016年、日本
漫☆画太郎の漫画「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」の実写映画化作品。僧侶と暴れん坊が起こす騒動を描いている。
じじい(田山涼成)とばばあ(笹野高史)は暴れ者の大男、山田太郎(ピエール瀧)に手を焼いていた。尼僧、玄奘(倉科カナ)は法力で太郎の妖力を封じる。小さくなった太郎(松山ケンイチ)だったが、暴れ続けるため、玄奘は太郎の頭に暴れると締まる金の輪をはめる。玄奘は太郎に徳を積ませながら天竺を目指す。
太郎に恨みを持つ龍翔(溝端淳平)は、太郎に戦いを挑む。龍翔の部下、奈落(藤本泉)に「はげ頭天竺馬鹿女」と挑発された玄奘が龍翔らを追い散らす。玄奘と太郎は旅を続けるのだった。
「パタリロ!」と同類のおバカ映画。おならや男の全裸など、見るに堪えないお下劣な内容だが、それを松山ケンイチや倉科カナといった、ちゃんとした俳優が演じているというのが、唯一の見所。これを無名の役者がやっていたら、ほぼ間違いなく評価1だっただろう。
【5段階評価】2
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