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2024年2月12日 (月)

(2580) ワイルド・スピード ICE BREAK

【監督】F・ゲイリー・グレイ
【出演】ビン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、シャーリーズ・セロン
【制作】2017年、アメリカ

家族を人質に取られた男の奮闘を描いたカーアクション映画。「ワイルド・スピード SKY MISSION」の続編。

キューバでドミニク(ビン・ディーゼル)が妻のレティ(ミシェル・ロドリゲス)とバカンスを楽しんでいると、サイファー(シャーリーズ・セロン)という女性からとある写真を見せられ、部下になれと脅される。娘(エデン・エストレヤ)のサッカーの監督をしていたホブス(ドウェイン・ジョンソン)のもとに、ドイツにある電磁パルス砲を強奪してほしいとの依頼があり、ホブスはドミニクら仲間を集め、作戦を遂行。ところが、途中でドミニクが裏切り、ホブスの車を横転させて電磁パルス砲を奪って逃走する。刑務所に収監されたホブスは、宿敵デッカード(ジェイソン・ステイサム)と再会。二人は刑務所から脱走し、ミスター・ノーバディ(カート・ラッセル)と合流。彼らの作戦基地にドミニクとサイファーが現れ、サイバープログラム「ゴッド・アイ」を強奪する。
ドミニクはかつての恋人エレナ(エルサ・パタキー)と、エレナが生んだ自分の赤ん坊をサイファーに人質に取られていた。ドミニクは、サイファーの腹心ローズ(クリストファー・ヒビュ)とロシアの要人が持つ核ミサイル発射コードを奪う作戦に出る。サイファーはゴッド・アイを使ってロシアの要人の車列の周囲の車をコントロールして、車列に体当たりさせ、ドミニクが発射コードを入手。そこにホブスのファミリーが立ちはだかるが、ドミニクはデッカードを射殺。レティが発射コードを奪おうとするが、ローズに銃を突きつけられ、手放さざるを得なくなる。サイファーはローズがいなければ作戦は失敗していたとドミニクを責め、みせしめとしてローズがエレナを射殺する。
ドミニクとローズはロシアのウラドビンに渡り、核ミサイルを積んだ潜水艦をサイファーに乗っ取らせる。ホブスファミリーは、スーパーカーや小型戦車など思い思いの車で作戦を妨害。核ミサイルの無力化に成功する。ローズはレティを狙撃しようとするが、ドミニクはローズを殺してエレナのかたきを討つ。サイファーは潜水艦を操り、魚雷や体当たりでホブスらを攻撃するが、最後はドミニクが熱誘導弾を潜水艦にぶつけ、窮地を脱する。
一方、死んだと思われていたデッカードは生きていた。ドミニクがデッカードの母親マグダーレン(ヘレン・ミレン)らに依頼して狂言を打っていたのだ。デッカードは弟のオーウェン(ルーク・エバンズ)とともにサイファーの乗っている飛行機に潜入。人質となっているドミニクの息子を奪い返す。サイファーはパラシュートで機外へ脱出する。
ドミニクはファミリーのもとに戻り、息子にブライアンという名前を与えるのだった。

アクション満載の娯楽作品。自動操縦された車が大量に走り出し、上層階の立体駐車場から車が降り注ぐシーンは特に見ごたえがある。氷の下から現れた潜水艦との戦闘は、さすがに現実味が薄いが、オリジナリティは評価できる。新たな登場人物サイファーも現れ、かつての敵だったデッカードやオーウェンが味方につくなど、ドラゴンボール的な楽しさも出てきたシリーズだ。なお、本作は自動録画が消えてしまったので、アマゾンプライムで視聴した。

【5段階評価】4

 

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