(2372) 君の膵臓をたべたい
【監督】牛島新一郎
【出演】高杉真宙(声)、Lynn(声)、藤井ゆきよ(声)、内田雄馬(声)
【制作】2018年、日本
住野よるの原作小説のアニメ映画化作品。
読書が好きな高校生の志賀春樹(高杉真宙)は、病院で置き忘れられた一冊の本を発見。それは同級生の山内桜良(Lynn)の「共病日記」。彼女は膵臓の病気を患っているのだった。桜良は、他人との関係を持とうとしない春樹を強引に誘い、ともに過ごすようになる。桜良の親友の恭子(藤ゆきよ)は、暗い性格の春樹をよく思わなかったが、桜良はそんなことはおかまいなしに、春樹と止まりの旅行に出かけ、思い出を重ねていく。
桜良は検査のため入院し、その期間が延長したため、春樹は桜良を本気で心配するが、桜良はその後、退院。桜良と会う約束を↓春樹は喫茶店で桜良を待つが、彼女はやって来なかった。春樹が諦めて帰宅すると、テレビのニュースで、桜良が通り魔に刺し殺された事件が流れる。
10日たち、春樹は桜良の家を訪ね、桜良の母親(和久井映見)に桜良の共病日記を見せてほしいと告げる。そこには、自分の存在を大事に思ってくれた春樹への感謝の言葉が綴られていた。春樹は母親の前で号泣する。
春樹は、自分を毛嫌いしていた恭子を呼び、共病日記を手渡す。それを呼んだ恭子は号泣し、黙っていた春樹を責める。立ち去る恭子に、春樹は自分を許してほしい、そしていつか友達になってほしいと自分の意思を伝える。1年後。春樹は恭子とともに桜良の墓参りをし、ともに桜良の家に向かうのだった。
主要な展開は実写版と同じだが、実写版ではあった、大人になった春樹と恭子のくだりはない。実写版でも書いたように、半分は「何このエロゲ」なんだが、後半の日記のくだりは泣けた。主役2名の声がキャラクターによく合っていた。
【5段階評価】4
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