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2020年12月31日 (木)

(2283) パディントン

【監督】ポール・キング
【出演】ベン・ウィショー(声)、サリー・ホーキンス、ニコール・キッドマン、ヒュー・ボネビル
【制作】2014年、イギリス、フランス

ロンドンにやってきた熊と人間の家族との交流を描いたハートフルコメディ。

ペルーの森で、言葉を理解するクマの一家を探検家(ティム・ダウニー)が発見。探検家はロンドンに来たら歓迎すると言い残して去って行く。成長した男の子のクマ(ベン・ウィショー)は、地震で家を失ったことを機にロンドンを目指す。ロンドンに着いたクマはブラウン家の母親メアリー(サリー・ホーキンス)に声をかけられ、パディントンという名前を付けられる。ブラウン家はパディントンの話と帽子を手がかりに、ペルーに来た探検家を探すことにするが、父親のヘンリーはパディントンがいると子どもが危険だと考え、メアリーを説得。それを盗み聞きしたパディントンは置き手紙をしてブラウン家を去る。パディントンはついに探検家モンゴメリー・クライドの家を探し当てる。しかしそこに住んでいたのはモンゴメリーの娘、ミリセント(ニコール・キッドマン)だった。彼女は、父親がクマを連れ帰ればお金持ちになれたのに、クマの保護を優先してクマの生息地に関して口をつぐみ、その結果、探検家協会を追い出されたことを恨んでおり、パディントンを剥製にしようとする。それを知ったブラウン一家はミリセントのいる博物館に乗り込み、パディントンを救出。パディントンは晴れてブラウン家の一員になるのだった。

テッド」同様クマのぬいぐるみが主人公だと思っていたが、言葉を話すというファンタジーな設定ながら、本物のクマだった。童話が原作だが、内容は大人も楽しめるコメディ。はじめはクマを嫌っていた父親のヘンリー(ヒュー・ボネビル)が、クライマックスでミリセントにパディントンが自分たちの家族だと啖呵を切るシーンは感動的だった。ニコール・キッドマンがコミカルな悪役を演じているのも楽しい。

【5段階評価】4

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