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2020年10月25日 (日)

(2216) トロールズ

【監督】マイク・ミッチェル
【出演】アナ・ケンドリック(声)、ジャスティン・ティンバーレイク(声)、ズーイー・デシャネル(声)
【制作】2016年、アメリカ

歌とダンスが好きな種族トロールの活躍を描いた3DCGアニメ作品。ドリームワークス・アニメーション制作。

歌とダンスとハグが大好きな種族トロールは、彼らを食べることが幸せと信じているベルゲン族に襲われ、離れた場所に移り住む。歌が大好きなポピー王女(アナ・ケンドリック)は、仲間とパーティを開き、花火を上げて盛り上がるが、ベルゲン族のシェフ(クリスティーン・バランスキー)に見つかり、ポピーの仲間が連れ去られてしまう。ポピーは歌うことをやめたブランチ(ジャスティン・ティンバーレイク)とともに仲間を助けるため、ベルゲンの町に向かう。シェフは、幼い頃にトロールを食べ損ねたベルゲンの若い王グリスル(クリストファー・ミンツ=プラッセ)に捕まえたトロールを捧げることにし、召使いのブリジット(ズーイー・デシャネル)にトロールを預ける。ブランチとともにベルゲンの町に忍び込んだポピーは、ブリジットがグリスルに片思いをしていることを知り、彼女がグリスルとデートできるように協力。グリスルはブリジットに一目惚れし、彼女をトロールフェスに招待する。ポピーは捕まったままのクリーク(ラッセル・ブランド)を助けようとするが、シェフに捕まり、村に残った一族も捕らえられ、鍋に入れられてしまう。落ち込むポピーを見て、仲間達も意気消沈。それを見たブランチは、封印していた歌を歌い、ポピーを励ます。ポピーは勇気をもらい、仲間も元気を取り戻す。すると、ブリジットが鍋の蓋を開け、ポピー達を逃がす。ブリジットが一人で責任を背負おうとするのを見たポピーは、仲間とともにブリジットのもとに戻り、大勢のベルゲン族に、幸せは自分の中にある、と説得。トロールの楽しい歌とダンスを見て、ベルゲン族も踊り出し、活気のなかったベルゲンの町は色とりどりに輝く。その姿を見たポピーの父親ペピー(ジェフリー・タンバー)は、ポピーを女王に任命。ポピーと町は幸せに包まれるのだった。

トロールと言えばRPGの世界では醜い緑色の大型モンスターだが、本作では髪の毛を自由に操るカラフルなこびとのような種族として描かれている。楽曲「True Colors」などが、「もはやこの歌を元に映画を作ったんじゃないの」と思うぐらいストーリーにドンピシャにハマっていて感動的。最後の大勢でのダンスシーンも胸が熱くなる。歌も本格的で心地よかった。

【5段階評価】4

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