(2204) ラストスタンド
【監督】キム・ジウン
【出演】アーノルド・シュワルツェネッガー、フォレスト・ウィテカー、エドゥアルド・ノリエガ、ピーター・ストーメア
【制作】2013年、アメリカ
改造車でメキシコ逃亡を図ろうとする逃走犯を迎え撃つ保安官の活躍を描いたアクション作品。
麻薬王のガブリエル・コルテス(エドゥアルド・ノリエガ)が仲間の協力を得て脱獄し、1,000馬力の改造車シボレー・コルベットZR1でメキシコへの逃走を図る。脱走ルートの国境の町ソマートンの保安官、レイ・オーウェンズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は仲間とともに彼を迎え撃つ。コルテスの部下が逃走経路確保のために町に現れ、軍隊並みの火力で襲いかかるが、レイは4人の仲間とともに彼らを退治し、ボスのトーマス・ブレル(ピーター・ストーメア)もレイに倒される。町を駆け抜け、国境に向かうコルテスをレイがシボレー・カマロZL1で追いかけ、最後は肉弾戦でコルテスを倒す。コルテスを追っていたFBIのジョン・バニスター捜査官(フォレスト・ウィテカー)はレイに感謝の言葉を述べるのだった。
痛快娯楽アクション。武器オタクのルイス(ジョニー・ノックスビル)、恋人を殺されたサラ副保安官(ジェイミー・アレクサンダー)、サラの元彼で収監中だったフランク(ロドリゴ・サントロ)、勝ち目のない戦いに引き気味だった中年副保安官のフィギー(ルイス・ガスマン)らがレイに加担し、勇敢に敵に立ち向かう姿は見ていて楽しく、のんきな町の人々の協力も得ながら敵を全滅させる。もちろん主役のレイは主人公アビリティ(負傷しても攻撃力が落ちない、敵の弾が当たらない、敵は一撃で死ぬ)全開。それでも「ターミネーター3」以来10年ぶりのシュワちゃんの活躍は、プロレスファンがお定まりのプロレスの試合を楽しむように、映画ファンをに喜びを与えてくれるのだった。復帰作としては上出来と言える。
【5段階評価】4
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