(2124) ドラえもん のび太の宝島
【監督】今井一暁
【出演】水田わさび(声)、大原めぐみ(声)、山下大輝(声)、折笠富美子(声)、大泉洋(声)、長澤まさみ(声)
【制作】2018年、日本
映画ドラえもん第38作。宝島を目指すのび太達が、地球のエネルギーを使って宇宙へ飛び立とうとする科学者の野望に立ち向かう。「ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」(2017)の続作。次作は「ドラえもん のび太の月面探査記」(2019)。
のび太(大原めぐみ)は、ジャイアン(木村昴)らに馬鹿にされ、宝島を見つけると豪語。ドラえもん(水田わさび)の道具を使って宝島を発見。そこには時間を飛び越えて金銀財宝を奪う海賊がいた。ボスの船長シルバー(大泉洋)は、地球のエネルギーを使って宇宙に脱出する宇宙船、ノアの箱舟を発射させようとしていた。シルバーの息子フロック(山下大輝)と娘のセーラ(折笠富美子)と知り合ったドラえもんたちは、協力してシルバーを改心させることに成功。のび太たちはフロックたちに別れを告げ、日本に帰るのだった。
親子愛がテーマ。ノアの箱舟を発進させようとするシルバーにフロックが立ち向かい、父親を打ち負かす。腕を上げたな、と褒める父親に、だってパパの子だもん、というシーンは感動的。ほかにも、ジャイアンとスネ夫(関智一)が盾となってのび太たちを先に進ませるシーンや、エネルギー体の中に閉じ込められたドラえもんをのび太が命がけで助け出すシーンも、ベタながら胸が熱くなった。
【5段階評価】4
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