(2040) GANTZ:O
【監督】川村泰
【出演】小野大輔(声)、早見沙織(声)、M・A・O(声)、郭智博(声)、ケンドーコバヤシ(声)
【制作】2016年、日本
奥浩哉の漫画が原作の3DCGアニメ作品。大阪での主人公達と凶悪な敵との戦いが描かれている。
弟と二人暮らしの高校生、加藤勝(小野大輔)は、ある日、通り魔に襲われた人を助けようとして通り魔になすすべなく殺されてしまう。ところが彼は死の瞬間、謎の部屋に転送される。そこには巨乳アイドルのレイカ(早見沙織)、中学生の西(郭智博)、中年男性の鈴木良一(池田秀一)がおり、勝は彼らと大阪に転送され、ぬらりひょんと戦うことになる。そこには妖怪の姿をした魔物が徘徊していた。戦い慣れした西が敵を倒すが、多くの敵に彼らは翻弄される。そこに大阪から転送されてきた部隊が現れ、次々と大物を倒していくが、ボスは次々と変化を遂げ、大阪で何度も戦いをくぐり抜けてきた室谷信雄(レイザーラモンRG)や島木譲二(レイザーラモンHG)、岡八郎(ケンドーコバヤシ)らも殺されていく。勝は、レイカと大阪組の杏(M・A・O)の協力のもと、敵を倒す。生き残ってもとの部屋に転送された勝は100点を取り、報酬として殺された杏を復活させると、弟の待つ家に帰るのだった。
敵との壮絶な戦いを描いたCGの迫力が作品の見所。CGアニメでPG12指定だけのことはあった。ストーリーとしては、これでもかというほど強くなり、とても倒せそうもない怪物を倒すという単純な話だが、映像の迫力が素直に楽しい作品。本当に好きな人が作っているんだろうなあと感じた。実写版を観たときにはあまり感じなかったが、原作漫画を読み返したくなった。
【5段階評価】4
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