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2019年7月16日 (火)

(1918) アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー

【監督】アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
【出演】ロバート・ダウニー・Jr、ジョシュ・ブローリン、クリス・ヘムズワース、ゾーイ・サルダナ、ポール・ベタニー
【制作】2018年、アメリカ

アベンジャーズ」シリーズ第3作。「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)の続編。次作は「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019)。宇宙の人口を半減させるという野望を阻止するため、アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちが活躍する。彼らは悪の暴走を止められるのか。

6つのインフィニティ・ストーンを手に入れるため、タイタン人のサノス(ジョシュ・ブローリン)は、ソー(クリス・ヘムズワース)を痛めつけてソーの弟、ロキ(トム・ヒドルストン)を脅し、スペース・ストーンを入手。ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はハルクとしてサノスと戦ったブルース・バナー(マーク・ラファロ)からサノスのことを聞き、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)に助力を求めに行く。そこにサノスの手下が現れ、タイム・ストーンを持つストレンジを連れ去る。アイアンマンとスパイダーマン(トム・ホランド)はストレンジが連れ込まれた宇宙船に侵入し、ストレンジを救い出す。ソーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの宇宙船に助けられる。ソーは状況を説明し、失った武器を手に入れるため、ニダベリアに向かう。ピーター・クイル(クリス・プラット)はサノスを追って惑星ノーウェアに向かうが、サノスに育てられたガモーラ(ゾーイ・サルダナ)が連れ去られてしまう。一方、マインド・ストーンを額にはめ込んだ人造人間、ビジョン(ポール・ベタニー)は、強化人間のワンダ(エリザベス・オルセン)とスコットランドで密かに暮らしていたが、サノスの部下に襲われる。そこにアベンジャーズのスティーブ・ロジャース(クリス・エバンス)、ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)、サム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)が現れ、手下を追い払う。彼らはビジョンのマインド・ストーンを摘出するため、ワカンダ王国に向かう。
ノーウェアでリアリティ・ストーンを手に入れたサノスは、ガモーラの妹のネビュラ(カレン・ギラン)を拷問にかけ、ガモーラにソウル・ストーンの隠し場所、惑星ボーミアまで案内させる。石の守り手は、ソウル・ストーンを手に入れるためには愛する者を犠牲にする必要があると告げる。ガモーラは、サノスは誰も愛していないと勝ち誇ったように言うが、サノスは本当にガモーラを娘として愛していた。サノスは涙を流しながらガモーラを谷底に投げ落とし、ソウル・ストーンを手に入れる。
トニー・スタークらはピーター・クイルたちとタイタンでサノスを待ち伏せし、猛攻を仕掛けるが、ギリギリで失敗。1,400万605通りの未来を見てサノスに勝つ道筋が1つだけあることを予見していたストレンジは、サノスにタイム・ストーンを渡す。サノスは最後の石を目指し、ワカンダ王国に現れる。そこではサノスの手下の軍勢とアベンジャーズ達が死闘を繰り広げていた。ビジョンからマインド・ストーンを摘出することに失敗したことから、ビジョンはワンダに石の破壊を指示。ワンダは泣きながらビジョンごとマインド・ストーンを粉砕する。しかしサノスは、魔法の力で時間を巻き戻し、マインド・ストーンを手に入れてしまう。新しい武器、ストーム・ブレイカーを手に入れたソーが、サノスの胸に斧を打ち込むが、サノスは消えてしまう。すると、仲間達が次々と土埃のように姿が崩れ、消えてしまう。ホワイトウルフ(セバスチャン・スタン)やブラック・パンサー(チャドウィック・ボーズマン)、ワンダ、そしてタイタンにいたストレンジやスパイダーマンも例外ではなかった。サノスは草原に建つ廃屋で思いにふけるのだった。

これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース・シリーズを知っていないと、キャラクターの関係や特徴が分からず、面白さは半減するだろう。できれば公開された順番に観たい。逆に言うと、前作との関係をしっかりと受け継いで作品が作られているので、しっかりハマればけっこう面白い。これまでアメコミ・ヒーローものは、特撮は派手なだけであまり好きではなかったのだが、複数の作品群で世界観を作り上げているというのは、乱鑑(乱読の映画鑑賞版。今つくった俗語)映画ファンとしては面白い。エンド・ゲームもぜひ観たい(テレビで)。

【5段階評価】4

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