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2019年4月16日 (火)

(1869) SING/シング

【監督】ガース・ジェニングス
【出演】マシュー・マコノヒー(声)、トリー・ケリー(声)、タロン・エガートン(声)、セス・マクファーレン(声)
【制作】2016年、アメリカ

劇場を建て直そうとする館主と歌唱コンテストの参加者の奮闘を描いた3DCGアニメ作品。続編は「シング/SING: ネクストステージ」(2021)。

傾きかけている劇場を盛り上げようと、館主のコアラ、バスター・ムーン(マシュー・マコノヒー/内村光良)は、賞金1,000ドルの歌唱コンテストの開催を企画。ところが秘書のイグアナ、ミス・クローリー(ガース・ジェニングス/田中真弓)のミスで賞金額が100,000ドルになってチラシが作られてしまい、応募者が殺到。ムーンはいくつかの歌い手を選ぶが、仲間割れや怪我などが発生し、残ったのはヤマアラシのアッシュ(スカーレット・ヨハンソン/長澤まさみ)、ゴリラのジョニー(タロン・エガートン/大橋卓弥)、ブタのグンター(ニック・クロール/斎藤司)とロジータ(リース・ウィザースプーン/坂本真綾)、ネズミのマイク(セス・マクファーレン/山寺宏一)、そして臆病なため人前で歌えないでいたゾウのミーナ(トリー・ケリー/MISIA)となる。資金難に陥っていたムーンは、大御所の歌手、ナナ・ヌードルマン(ジェニファー・サンダース/大地真央)の協力を得ようと、彼女を呼んで本番同様のリハーサルを演じるが、いかさまポーカーをしたマイクを追ってきた熊の集団がステージにやってきたはずみで、舞台の水槽が大破。劇場は崩れ落ちてしまう。
すっかりやる気を失ったムーンだったが、賞金100,000ドルが嘘であることがわかっても、参加者たちはムーンを勇気づける。ミーナの素晴らしい歌声を偶然耳にしたムーンは、再び突貫工事で劇場を造り上げ、ステージを敢行する。始めは身内だけだった観客席も、素晴らしいステージがテレビで流れたために観客でいっぱいとなり、町中が盛り上がる。歌を歌えずにいたミーナも、ステージを壊さんばかりの熱唱を披露し、見に来ていたナナもムーンに拍手を送る。抵当に入っていた跡地はナナが買い取り、劇場を再建。ムーンは再び館主としての第一歩を仲間とともに踏み出すのだった。

動物たちのコミカルな動きと歌唱力のコラボで、とても楽しい作品。日本語版と英語版と両方楽しめるのも嬉しい。MISIAの声優抜擢もすばらしかった。

【5段階評価】4

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