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2018年1月31日 (水)

(1689) ジョン・ウィック: チャプター2

【監督】チャド・スタエルスキ
【出演】キアヌ・リーブス、リッカルド・スカマルチョ、コモン、ローレンス・フィッシュバーン
【制作】2017年、アメリカ

元暗殺者が我が身を守るため奮闘するさまを描いたハードボイルドアクション。「ジョン・ウィック」の続編。

イタリア・マフィアの雑魚に奪われた愛車を取り戻したジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)のもとに、サンティーノ・ダントニオ(リッカルド・スカマルチョ)が現れる。ジョンはサンティーノに借りがあり、サンティーノはその証拠となる、誓印という大きなメダルを見せる。ジョンは殺し屋の集まるホテル、コンチネンタル・ホテル・ニューヨークのオーナー、ウィンストン(イアン・マクシェーン)に会いに行くが、彼も誓印の効力を否定することはなく、ジョンはサンティーノの依頼により、彼の姉、ジアナ(クラウディア・ジェリーニ)の暗殺に向かう。ジアナは、部屋に侵入してきたジョンを見ると、運命を受け入れるように自ら手首を切り、浴槽に横たわる。ジョンは彼女の手をとり、しばらく見つめた後、背後から銃で後頭部を撃ってとどめを刺す。
ジアナの後釜に納まったサンティーノは、姉のかたきとしてジョンに700万ドルの懸賞金をかけ、世界中の殺し屋をジョンに差し向ける。ジョンはバイオリンパフォーマー(ハイジ・マネーメーカー)やスモウ(YAMA)らを次々に退け、サンティーノのあじとに向かう。
サンティーノの手下のアレス(ルビー・ローズ)らが応戦するが、ジョンの敵ではなかった。しかし、サンティーノは殺しの禁じられたコンチネンタル・ホテルに入り込む。不敵な顔で椅子に座って語るサンティーノを、ジョンは容赦なく撃ち殺す。ジョンは復讐を果たすが、ウィンストンにはホテルへの出入り禁止を命じられ、1時間後に殺し屋を差し向けると宣言される。ジョンは全て返り討ちにすると言って立ち去るのだった。

独特のガンアクションは健在で、優先順位を付けて敵を倒していく様子が心地いい。とはいえ、敵となっている一人一人は殺されるほど悪い奴らでもないだけに、容赦ない無双っぷりを深く考えてしまうとよくない。一方で、殴り合いのシーンでは、なんか1作目より少し太ったのか、動きがやや緩慢でおじさん臭くなってしまった。チャプター3は厳しそうな予感である。

【5段階評価】4

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