(1625) ボーン・レガシー
【監督】トニー・ギルロイ
【出演】ジェレミー・レナー、レイチェル・ワイズ、エドワード・ノートン
【制作】2012年、アメリカ
「ジェイソン・ボーン」シリーズ第4弾。主役はジェイソン・ボーン(マット・デイモン)ではなく、同じく暗殺者としての訓練を受ける別のエージェントが活躍する。「ボーン・アルティメイタム」の続編。次作は「ジェイソン・ボーン」(2016)。
CIAの計画により、アラスカで訓練中のアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)。ジェイソン・ボーンの告発などで極秘計画の発覚を恐れたリック・バイヤー(エドワード・ノートン)は、訓練中のメンバーを抹殺にかかる。アーロンは体内に埋め込まれたセンサーを、皮膚を自ら切って取り出し、雪山に現れたオオカミに自分を襲わせてオオカミにセンサーを付着させ、センサーめがけて飛んできたミサイルを欺いて自らの死を偽装する。
訓練者の分析をしている科学者のマルタ・シェアリング(レイチェル・ワイズ)の研究室で、一人の科学者が突如、研究室内の研究者に銃を乱射し、最後は自殺するという事件が起きる。研究で扱われているのは、人体を操作する技術だった。
山奥に逃げ込んだマルタのもとに、彼女を自殺に見せかけて葬ろうとする一団が現れるが、そこにアーロンが現れ、一団を殲滅。アーロンは自分が服用し続けている薬を求めてマルタのもとを訪れていた。二人は薬の製造現場であるマニラに向かう。リックは刺客(ルイ・オザワ)を送り込むが、アーロンはマルタを連れて必死の逃走。渋滞の激しいマニラ市街で、バイクの熾烈な追走劇が繰り広げられるが、最後はマルタの渾身の攻撃で刺客は派手に横転。アーロンとマルタは、地元の漁師に助けられ、身を隠すことに成功するのだった。
主人公がジェレミー・レナーに替わり、新展開を迎えたジェイソン・ボーン・シリーズ。マット・デイモンはIDカードの映像でのみ登場するが、「ボーン・アルティメイタム」での記者の暗殺シーンなどは本作に登場しており、明らかに続編である。過去のシリーズ同様、迫力のあるアクションがとてもよかった。
【5段階評価】4
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