(1543) ANNIE/アニー
【監督】ウィル・グラック
【出演】クヮベンジャネ・ウォレス、ジェイミー・フォックス、キャメロン・ディアス、ローズ・バーン
【制作】2014年、アメリカ
ミュージカル「アニー」の実写映画化作品。親を探している少女と、富豪の市長選立候補者とのふれあいを描いたコメディ・ミュージカル。
歌が大好きな少女、アニー(クヮベンジャネ・ウォレス)は、年増の女性、コリーン・ハニガン(キャメロン・ディアス)の家で4人の少女とともに暮らしていた。彼女は、自分が両親に置いて行かれたレストランで、けなげに親の帰りを待っていた。
ある日、車に轢かれそうになったアニーを、市長選立候補者のウィル・スタックス(ジェイミー・フォックス)が助け上げる。彼は支持率の低さに悩んでいたが、アニーを助けた動画が出回って人気が上昇。彼の選挙スタッフのガイ(ボビー・カナベイル)は、ウィルにアニーと暮らすことを勧める。支持率目当てでアニーと暮らし始めるウィルだったが、次第にアニーへの愛情に目覚めていく。ガイは、アニーが両親と再会すればウィルの当選は間違いないと考え、ハニガンと共謀して偽物の親を仕立て、アニーに会わせる。
偽の両親は、ウィルの元からアニーを連れ去るが、自分の行為の過ちに気づいたハニガンが、ウィルに両親は偽物だと証言。ウィルは秘密にしていた自社の携帯電話の通信傍受機能を使ってアニーを探し出すと、マスコミの前で立候補取り下げを宣言。アニーの正式な里親となり、字の読めなかったアニーのような子を減らせるよう、識字センターを設立するのだった。
後半から出てくるジェイミー・フォックスの歌声が印象的で、一気に引き込まれた。アニーが終始、けなげで明るい。学校で馬鹿にされたり、大金持ちの家に住むようになったことで友達から妬まれたり、といった暗い描写がなく、最後までニコニコと楽しめた。
【5段階評価】4
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