(1531) シンデレラ
【監督】ケネス・ブラナー
【出演】リリー・ジェームズ、リチャード・マッデン、ケイト・ブランシェット
【制作】2015年、アメリカ
名作童話、シンデレラを実写化したディズニー映画。
幼い頃に母親(ヘイリー・アトウェル)を亡くしたエラ(リリー・ジェームズ)は、心優しい父親(ベン・チャップリン)に育てられ、健やかに成長していた。父親はトレメイン夫人(ケイト・ブランシェット)と再婚。まもなく父親は渡航先で亡くなり、エラは、夫人と、その連れ子のアナスタシア(ホリデイ・グレインジャー)、ドリゼラ(ソフィー・マクシェラ)とともに暮らすことになる。しかし夫人と二人の姉は意地悪で、エラを灰かぶりのエラ、シンデレラと呼び、馬鹿にする。シンデレラは屋根裏部屋に追いやられ、家事の重労働を一人でやらされるようになる。
ある日、エラが馬で森を駆けていると、キット(リチャード・マッデン)と名乗る青年と出会う。彼はエラの住む国の王子だった。キットの結婚相手を選ぶパーティが開かれることとなり、シンデレラのことが忘れられないキットは、身分に関係なく、若い女性を招待するよう父親である国王(デレク・ジャコビ)に条件を出す。
トレメイン夫人は自分の娘二人を連れてパーティに出かける。母親のドレスを縫い直して自分のドレスを作ったシンデレラだったが、夫人に袖を破られてしまい、嘆き悲しむ。そこに魔法使いのフェアリー・ゴッドマザー(ヘレナ・ボナム=カーター)が現れ、カボチャの馬車とトカゲの侍従、アヒルの御者を魔法で作り出し、シンデレラには青いドレスとガラスの靴を与える。
シンデレラはお城に向かい、王子は最初のダンスにシンデレラを選ぶ。二人は楽しい時を過ごすが、12時になり、シンデレラは慌てて城を走り去る。王子は残されたガラスの靴を頼りにシンデレラを探し始める。トレメイン夫人は、シンデレラを屋根裏に幽閉してしまうが、王の家来がシンデレラの歌声を聞きつけてシンデレラを発見。家来の中に身分を隠して紛れ込んでいたキットがシンデレラにガラスの靴を履かせ、シンデレラの足はぴったりとガラスの靴に収まる。シンデレラと王子は結婚し、国は喜びに沸くのだった。
原作に忠実な作りなので、退屈するかと思いきや、シンデレラに魔法がかけられるシーンはなかなか感動的。意外にも最後まで楽しめた。リリー・ジェームズは平愛梨に雰囲気が似ていた。
【5段階評価】4
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