(1498) アナと雪の女王
【監督】クリス・バック、ジェニファー・リー
【出演】クリステン・ベル(声)、イディナ・メンゼル(声)、ジョナサン・グロフ(声)
【制作】2013年、アメリカ
王女姉妹の愛と冒険を描いたディズニーアニメ。主題歌「Let It Go」が大ヒットした作品。
アレンデール王国の国王の娘、アナ(クリステン・ベル)は、氷の魔法を使える王女のエルサ(イディナ・メンゼル)と遊ぶのが大好きだったが、事故で気絶してしまう。国王(モーリス・ラマルシェ)はトロールに相談し、城を封鎖してエルサに手袋をはめさせ、魔法を封じ込める。国王と王妃は海難事故で亡くなり、エルサの戴冠式を迎える。アナはそこで他国の王子、ハンス(サンティノ・フォンタナ)と意気投合し、初対面で結婚を決める。アナはエルサに報告に行くが、エルサはそれを却下。アナがエルサを怒らせてしまったため、エルサは氷の魔法を見せてしまう。人々の驚く姿を見たエルサは、そのまま雪山を登り、そこに氷の城を造り上げる。
アナはエルサを追って山を登り始め、そこでトナカイを連れたクリストフ(ジョナサン・グロフ)と出会う。アナはクリストフとともにエルサの城を目指す。途中で雪だるまのオラフ(ジョシュ・ギャッド)を仲間にした一行はエルサの城に到着するが、エルサはアナとともに町に戻ることを拒否する。アナはエルサに拒絶されたことで弱り始める。真実の愛が心の氷を溶かすと知ったクリストフは、アナをハンスに会わせようと雪山を下りる。
ハンスと再会したアナは愛の口づけを求めるが、ハンスはアレンデールの王となるためにアナと結婚してエルサを亡き者にしようと企む悪者だった。ハンスはアナを城の一室に閉じ込めると、エルサを死刑にすると宣言。閉じ込められたアナは、オラフの助けで城を脱出。再びアナのもとに駆けつけたクリストフと会おうとする。ところが、エルサに刃を向けようとするハンスを見つけたアナは、ハンスとエルサの間に入ってハンスの剣をはねつけると、そのまま凍り付いてしまう。アナの姉妹愛を知ったエルサは、凍り付いたアナを抱きしめて涙する。すると、アナの氷が溶け、もとの姿に戻る。真実の愛とは、エルサとアナの姉妹愛だった。国に平和が戻り、ハンスは追放される。アナはクリストフと恋人になって口づけをかわすのだった。
国民的人気アニメとなった本作は、テレビ公開時、エンディングで一般人や芸能人が歌う「レット・イット・ゴー」動画を流したのだが、これがひどかった。動画が採用された一般人は喜んだのかもしれないが、映画とはプロの作る作品、見ようによっては芸術なのであって、最後に素人動画を持ってきて締めるというのは、映画に対する敬意がなさすぎ。よゐこ濱口を始めとした芸能人の動画も、なんだか映画を馬鹿にしたような歌いぶりで、げんなりさせられた。
【5段階評価】4
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