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2017年1月23日 (月)

(1433) プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂

【監督】マイク・ニューウェル
【出演】ジェイク・ジレンホール、ジェマ・アータートン、ベン・キングズレー
【制作】2010年、アメリカ

往年の名作ゲーム、「プリンス・オブ・ペルシャ」を原作とするディズニー映画。

ペルシャ帝国の第三王子、ダスタン(ジェイク・ジレンホール)は、幼少の頃、シャマラン王(ロナルド・ピックアップ)にその勇気をたたえられて貧民の身分から王子となっていた。
シャマラン王の弟、ニザム(ベン・キングズレー)の導きで聖なる都、アラムートに攻め入ったダスタンたちは、美しい王女、タミーナ(ジェマ・アータートン)に出会う。ダスタンは兄のタス(リチャード・コイル)に託されたマントをシャマラン王に贈るが、それには毒が仕込まれており、王は死亡。ダスタンは王殺害の濡れ衣を着せられ、タミーナとともに城から逃亡する。
ダスタンが戦いの最中に手に入れた短剣は、その中に封じ込められた時間の砂の分だけ、時間を巻き戻すことのできる魔力を持っていた。ニザムはその短剣を手に入れようとしていたのだ。
ニザムの野望を知ったダスタンは、道中で知り合った商人たちを味方につけ、アラムートに潜入。タミーナとともに時間の砂のある地下深くの場所に乗り込む。後を追うニザムが巨大な砂の水晶に短剣を突き刺し、過去に戻って自らが王になろうとするが、それをダスタンが阻止。彼はダスタンたちがアラムートを攻め落とした直後の時間に戻る。ダスタンはその場でニザムの野望を暴露。ニザムはダスタンに斬りかかるが、最後はタスの剣によって命を落とす。
ダスタンとタミーナはあらためて出会うが、タミーナはダスタンが始めから短剣を持っていたことで、彼との運命を悟るのだった。

ストーリーは複雑すぎず、単純すぎず、ちょっとしたどんでん返しもあって楽しかった。
原作のアクションゲームを彷彿とさせる、パルクールのような壁や建物の間を飛び回る動きも取り入れられ、映像的にもよくできていた。興ざめするほど非現実な立ち回りや、意味不明な魔法や飛び道具が登場して、もはや何が起きているか分からないようなアクション作品ではないところもよかった。
ヒロインを演じたジェマ・アータートンも美形の女優さん。

【5段階評価】4

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