(1352) 天国から来たチャンピオン
【監督】ウォーレン・ベイティ、バック・ヘンリー
【出演】ウォーレン・ベイティ、ジュリー・クリスティ、ジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデン
【制作】1978年、アメリカ
天国に召されたアメフト選手の恋物語。
アメフト・チーム、ラムズのQB、ジョー・ペンドルトン(ウォーレン・ベイティ)は、不慮の交通事故で天国に召される。しかし、天国の案内人に不手際があったことが分かり、ジョーは他人の体を使って現世に戻ることになる。スポーツ選手の体を手に入れたかった彼だったが、ふとしたきっかけで、大富豪のファーンズワース(ダイアン・キャノン)に乗り移る。彼の開発行為に抗議に来ていた女性、ベティ(ジュリー・クリスティ)は、ジョーの乗り移ったファーンズワースが、強引な開発をあっさりやめたことから、彼に惹かれ始め、ジョーもベティに恋をする。
しかし、ジョーはファーンズワースの体を離れざるを得なくなり、ジョーはベティに、「QB選手が君に話しかけたら僕の瞳を思い出して」と告げる。
ジョーは急死したチームメイトのトムに乗り移り、見事にスーパー・ボウルで勝利する。試合後、競技場を訪れたベティはトムと出会い、二人は運命に導かれるように二人で競技場を後にするのだった。
「椿山係長の七日間」のような天国で働く職員に導かれて現世に戻るという、コメディタッチのラブロマンス。「炎のランナー」のようなスポーツ選手のドラマなのかと思ったら全然違った。
ものすごい特撮があるわけでも楽しい映像があるわけでもないのだが、そこはかとなく楽しく悲しく感動的で、独特の印象が残る作品だった。当たりだったかも。
【5段階評価】4
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