(1220) パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
【監督】クリス・コロンバス
【出演】ローガン・ラーマン、アレクサンドラ・ダダリオ、ブランドン・T・ジャクソン
【制作】2010年、アメリカ、カナダ
ギリシャ神話に登場する神々と人間の間に生まれた子供達の冒険を描いた作品。
ポセイドンと人間の間に生まれた「デミゴッド」であるパーシー(ローガン・ラーマン)は、ゼウスの雷を盗んだという疑いをかけられ、母親(キャサリン・キーナー)をさらわれてしまう。
デミゴッドの訓練施設に入ることになったパーシーは、ライバルでもあり友人でもあるアナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)と護衛役のグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)とともに、ハデスのいる冥界に向かうための冒険に出る。
冥界に向かうために必要な3つの真珠を手にするため、メデゥーサ(ユマ・サーマン)のいる石材店や、5つの首を持ち、炎を吐くヒドラが守衛する神殿、さらには人を惑わすカジノから、真珠を手に入れた3人は、ハリウッドにある秘密の通路を通じてハデスの神殿にたどり着く。
ハデス(スティーブ・クーガン)に、雷を盗んだというのは濡れ衣だ、と説明するパーシーだったが、なぜか友人のルーク(ジェイク・アベル)に貰った盾に、雷の剣が隠されていた。ハデスはパーシーを殺そうとするが、ハデスの妻、ペルセポネ(ロザリオ・ドーソン)はハデスを裏切り、雷の剣を取り返すと、それをパーシーに返し、神々の戦いを阻止するよう告げる。
パーシーが冥界から現世界に戻ると、パーシーを騙していたルークが現れ、パーシーに襲いかかる。パーシーはポセイドンの力でルークを倒すと、雷の剣を携えて神々の間へ向かう。
パーシーはゼウスに雷を返し、幼い頃に別れて顔も知らない父親、ポセイドン(ケビン・マクキッド)と対面する。父親に見守られていることを確信したパーシーは、先生のブルナー(ピアース・ブロスナン)の待つ訓練所に戻り、親友となったアナベスと再会。二人はまた、鍛錬に勤しむのだった。
本格RPGのようなストーリーだが、メデューサやヒドラと戦う神話の世界だけでなく、近代的なカジノやカーチェイス、ニューヨークの超高層ビルを舞台にした空中戦などもあり、バリエーション豊かな映像で十分に楽しませてくれた。こういう作品を観ると、王道RPGを改めてプレイしたくなるんだよな。
【5段階評価】4
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