(1107) バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
【監督】ロバート・ゼメキス
【出演】マイケル・J・フォックス、クリストファー・ロイド、トーマス・F・ウィルソン
【制作】1989年、アメリカ
タイムトラベルを扱ったSF、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の続編。
未来から戻ってきたドク(クリストファー・ロイド)に連れられ、マーティ(マイケル・J・フォックス)は彼女のジェニファー(エリザベス・シュー)とともに2015年にやってくる。ドクの話では、マーティの息子(マイケル・J・フォックス)が、ビフ(トーマス・F・ウィルソン)の孫(トーマス・F・ウィルソン)にそそのかされて窃盗を働き、刑務所に送り込まれそうになっているというのだ。
息子のふりをしてビフの誘いを断ったマーティは、賭けに使おうと、骨董品屋でスポーツの試合記録が載った本を買うが、ドクはそんなことはしてはならないと、本をゴミ箱に捨てる。それを見ていたビフは、本を拾うと後をつけ、デロリアンにこっそり乗り込むと、1955年の自分にその本を渡す。
そうとは知らないドクとマーティは、もといた1985年に戻るが、そこは、ビフが百万長者となり、犯罪のはびこる世界に変わってしまっていた。ビフのしわざだと気付いた二人は、1955年に戻り、なんとか若きビフから本を奪い取ることに成功。もとの世界に戻ろうとするが、ドクの乗ったデロリアンが雷に打たれて消滅してしまう。
途方に暮れるマーティだったが、そこに、70年前のドクの手紙を持った郵便局員が現れ、マーティに手紙を託す。ドクが無事だと知ったマーティは、自分を1985年に送り込んだばかりのドクに駆け寄り、助けを求めるのだった。
1作目に比べて話が複雑になり、老け顔メイクも少々食傷気味。ただ、前作のハイライトシーンが何度も出てくるので、続けてみていると楽しい。
考えてみると、もうほとんど2015年なわけだが、空を飛ぶ自家用車も、自動アジャストの服や靴も、ホバーボードもまだ発明されていないのだった。町ゆく人が小さな端末をいじっていたら、相当先見の明があったのだが。
【5段階評価】4
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