(1031) ライアーゲーム -再生-
【監督】松山博昭
【出演】多部未華子、松田翔太、船越英一郎、濱田マリ、要潤
【制作】2012年、日本
甲斐谷忍の漫画、「LIAR GAME」の映画化作品。「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」に続く劇場版だが、登場人物は、松田翔太演ずる秋山深一と濱田マリ演ずる坂巻マイ以外、ほぼ一新されている。
大学を卒業したばかりの篠宮優(多部未華子)のもとに、ライアーゲームの招待状と1億円が届く。彼女は心理学の教鞭を執る秋山(松田翔太)に援助を乞うが断られる。しかし、秋山のもとにもライアーゲームの招待状が届き、彼はゲームへの参加を決意する。
今回の戦いはいす取りゲーム。しかし、ゲームは次第に国盗り合戦、参加者同士の勢力争いの様相を呈していく。優はみんなが均等に賞金を得るようにすれば、誰も借金を背負わずにすむと主張するが、賛同を得られない。やがて仲間だと信じていたエミ(小池栄子)の裏切りに会い、さらにはライバルの桐生(新井浩文)の挑発に乗って彼にびんたを食らわせてしまったため、失格となってしまう。冷静沈着だった秋山も、打つ手なしの状況に思わずへたり込むのだが・・・。
ネタバレ前提の本ブログだが、この先の結末は書かずにおこう(いえ、決して解説がめんどくさいんではないです)。ゲーム展開の筋書きは秀逸。買収工作のあたりで若干分かりづらくなるが、絶望的状況からのどんでん返しがきいていて、なかなかよかった。三作目があるとしたら、ヒロインは誰が演じるのか、今から楽しみでもある。
【5段階評価】4
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