(976) 96時間
【監督】ピエール・モレル
【出演】リーアム・ニーソン、マギー・グレイス、ファムケ・ヤンセン
【制作】2008年、フランス
誘拐された娘を救うために命がけの戦いに挑む元CIA工作員を描く。
仕事が原因で離婚し、一人暮らしの元CIA工作員、ブライアン(リーアム・ニーソン)は、娘のキム(マギー・グレイス)と会うのが唯一の生き甲斐。友人と二人でフランスに行きたいという娘の懇願を受け入れるが、彼女はフランスで何者かに拉致されてしまう。拉致の場面を娘との電話で聞いていたブライアンは、娘に向かって「おまえはきっとつかまるから、できるだけ犯人の特徴を叫べ」と冷酷な指示を出す。
彼は音声を頼りに、それがアルバニア系の人身売買組織の仕業であることを突き止め、単身、フランスに乗り込む。仲間から、救出のタイムリミットは96時間だと聞かされていたブライアンは、降りかかる雑魚どもを容赦なく倒しながら、娘の居場所を探る。彼女は闇のオークションで処女として競売にかけられていた。ブライアンは娘を競り落とした人物の船に潜入し、一味を皆殺しにして、娘の救出に成功するのだった。
主人公が躊躇なく人を殺すと強い。若干、娘を心配しすぎなのがちょっと引っかかったが、分かりやすく痛快な作品だった。
【5段階評価】4
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