(864) ドランクモンキー酔拳
【監督】ユエン・ウーピン
【出演】ジャッキー・チェン、ユエン・シャオティエン
【制作】1978年、香港
ジャッキー・チェン主演のカンフー映画。典型的なコミック・カンフー作品。
道場師範を父に持つフェイフォン(ジャッキー・チェン)は、道場仲間といたずら騒動ばかりを起こしていた。父はフェイフォンに厳しい師匠(ユエン・シャオティエン)を付ける。師匠は、飲めば飲むほど強くなる酔八仙の達人だった。
殺し屋の鉄心(ホアン・チェンリー)にけんかをふっかけて返り討ちに遭い、股のあいだを四つん這いでくぐらされるという屈辱を受けたフェイフォンは、厳しい修行に耐え、ついに酔拳を身につける。
そんなとき、フェイフォンの父の命を狙って、鉄心が現れる。そこにフェイフォンが駆けつけ、師匠にアドバイスをもらいながら見事に鉄心を倒す。
殺された師匠の仇討ちという定番ものとは異なり、明るい作品。カンフーのテンポがややゆっくりしているシーンもあるが、後年の「プロジェクト・イーグル」のような、展開もアクションも凝り過ぎの作品より、こちらのほうがシンプルで楽しいという面もある。
作中で不安な状況のときに流れる「ビョウウォーン、キリリリリリリ・・・」という効果音は、アメリカ横断ウルトラクイズでも効果的に使われていた。
【5段階評価】4
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