« (815) ウォーリー | トップページ | (817) 阪急電車 片道15分の奇跡 »

2012年7月26日 (木)

(816) トイ・ストーリー

【監督】ジョン・ラセター
【出演】トム・ハンクス(声)、ティム・アレン(声)
【制作】1995年、アメリカ

ピクサーとディズニーの手がけたCGアニメ。子どものおもちゃの大活躍を描いた作品。

少年アンディ(ジョン・モリス、市村浩佑)は、カウボーイ人形のウッディ(トム・ハンクス、唐沢寿明)が大のお気に入り。ウッディはおもちゃだったが、実はおもちゃは意志を持っていて、自分たちで動くことができるのだった。アンディの誕生パーティの日、ウッディをはじめとするアンディのおもちゃたちは、新たなライバル出現の可能性に戦々恐々。果たして、誕生日プレゼントの中には、ハイテク機能を備えたスペースレンジャー人形、バズ・ライトイヤー(ティム・アレン、所ジョージ)があった。アンディはバズに夢中になり、ウッディは完全に自分の立場をバズに取られてしまう。
バズは自分が本当のスペースレンジャーだと信じており、アンディのおもちゃたちも彼の魅力にとりつかれる。しかしウッディはバズに嫉妬し、ラジコンカーを使ってバズを机の隙間に突き落とそうとする。しかし、調子が狂い、バズは家の窓から外に落ちてしまう。
家族でピザ・プラネットに行くことになったアンディはバズを探すが見つけられず、仕方なくウッディを持って出る。バズはそれを追いかけ、ウッディとバズはピザ・プラネットに到着。しかし彼らはアンディの隣の家に住む少年、シド(エリック・フォン・デットン、堀裕昌)に捕まってしまう。シドはおもちゃを乱暴に扱って壊してしまう少年で、ウッディはバズを連れてアンディの家に戻ろうとするが、バズはたまたまシドの家のテレビを見て、自分が実は子ども向けのおもちゃだったことを知り、すっかりやる気をなくしてしまう。バズはロケット花火をくくりつけられ、庭に連れて行かれる。ウッディはシドの部屋にいるおもちゃを仲間にして部屋から脱出し、シドにおもちゃを乱暴に扱ってはいけないと脅しを入れ、バズとともにアンディの家に向かう。
アンディの家は引越しを終えて新居に向かうところだったため、ウッディとバズは必死にそれを追いかける。最後はバズにくくりつけられたロケット花火のおかげで、アンディのおもちゃ箱の中へ飛び込むことに成功するのだった。

主に子どもの家とピザ屋さんぐらいしか登場しない狭い世界で、悪ガキから逃れてもとの少年のところに戻るというだけの話なのだが、壮大で興奮する作品に仕上がっている。おもちゃに意志があって自ら動くというのは、ありがちな設定のようだが、実在するおもちゃも採り入れることで、どきどきわくわく感がアップしている。この映画のおかげで関連するおもちゃがバカ売れしたというのも頷ける。この映画に出資したアップルのスティーブ・ジョブズ氏が大もうけしたというのも有名な話。

【5段階評価】4

|

« (815) ウォーリー | トップページ | (817) 阪急電車 片道15分の奇跡 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (816) トイ・ストーリー:

« (815) ウォーリー | トップページ | (817) 阪急電車 片道15分の奇跡 »