(765) 紅の豚
【監督】宮崎駿
【出演】森山周一郎(声)、岡村明美(声)、加藤登紀子(声)
【制作】1992年、日本
スタジオジブリのアニメ作品。
豚の姿をした飛行艇パイロット、ポルコ(森山周一郎)は、ライバルのカーティス(大塚明夫)に艇を破壊される。なじみの修理屋、ピッコロ(桂三枝)に修理を頼むと、ピッコロは修理を孫娘のフィオ(岡村明美)に任せる。修理は完了し、ポルコは再びカーティスと決闘に挑む。飛行艇では決着がつかず、最後は殴り合いとなり、ポルコが勝つ。
フィオが宮崎アニメの定番的なヒロイン(かわいくて行動的で曲がったことが嫌い)として描かれる一方、大人の女性であるジーナ(加藤登紀子)とポルコの不器用なすれ違いが主題となっており、やや大人向けの作品である。何と言っても森山周一郎の渋いだみ声が本作最大の魅力だろう。
【5段階評価】4
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