« (563) あずみ Death or Love | トップページ | (565) ハリー・ポッターと炎のゴブレット »

2011年9月20日 (火)

(564) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

【監督】アルフォンソ・キュアロン
【出演】ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ゲイリー・オールドマン、デビッド・シューリス
【制作】2004年、アメリカ、イギリス

ハリー・ポッター・シリーズ第3作。「ハリー・ポッターと秘密の部屋」の続編。本作では、ハリー・ポッターの両親殺害の秘密に迫る。

アズカバンから凶悪犯のシリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が脱走する。シリウスが自分を狙っていることを知ったハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)だったが、ハリーは、シリウス・ブラックの裏切りによって両親が死んだと聞かされていたため、シリウスとの対決を望む。しかし、真相はそうではなかった。両親を裏切ったのはピーター・ペティグリュー(ティモシー・スポール)だった。ピーターはロン(ルパート・グリント)の飼うネズミになりすまして身を隠していた。シリウスは、新しくホグワーツに教師として赴任したルーピン(デビッド・シューリス)とともに、ピーターを追っていたのだ。
ハリーたちはピーターを捕まえるが、満月だったためにルーピンは狼男に変身してしまい、我を忘れる。シリウスは黒狼に変身してハリーたちを守ろうとするが、ルーピンの怪力に吹き飛ばされてしまう。ハリーは倒れたシリウスを助けようとするが、そこに大量のディメンターが現れ、ハリーとシリウスに襲いかかる。すると、何者かが強力な魔法でディメンターを追い払う。ハリーは助けてくれたのが父親だと錯覚するが、それは、ハーマイオニー(エマ・ワトソン)の魔法で過去に戻った自分自身だった。シリウスやルーピンと別れたハリーのもとに、最新のほうき、ファイアボルトが届いたところで映画は終わる。

本作も特撮がふんだんに取り入れられ、楽しい作品。両親を巡るいきさつは、再現場面がなく、台詞だけで語られるため、かなりわかりにくいのが難点。裏切りとは具体的になんなのかもよく分からない。
ハグリッド(ロビー・コルトレーン)の小屋にいると急に小石が飛んできたり、といった謎が最後に解明される辺りは、なかなかよかった。

【5段階評価】4

|

« (563) あずみ Death or Love | トップページ | (565) ハリー・ポッターと炎のゴブレット »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (564) ハリー・ポッターとアズカバンの囚人:

« (563) あずみ Death or Love | トップページ | (565) ハリー・ポッターと炎のゴブレット »