(500) シルミド
【監督】カン・ウソク
【出演】アン・ソンギ、ソル・ギョング
【制作】2003年、韓国
金日成暗殺のために結成された684特殊部隊を描いた実話に基づく作品。
死刑囚のチェ・ジェヒョン(アン・ソンギ)、カン・インチャン(ソル・ギョング)らは、国家の秘密の任務のため、実尾島(シルミド)に集められる。その目的は、北朝鮮の最高指導者、金日成の暗殺だった。厳しい訓練で命を落とす者も出る中、彼らはそれに耐え、優秀な戦闘部隊となる。
しかし、韓国の指導者が替わり、金日成暗殺計画は無に帰する。そのような計画があったことを表沙汰にしたくない国家は、684部隊全員の抹殺を命令する。それを知ったチェ・ジョヒョンらは、指導者らと死闘の末、島を脱出し、自分たちを殺そうとした国の指導者のもとに向かうことを決意する。しかし、彼らは「共産ゲリラ」と報道され、乗っ取ったバスは軍から激しい銃撃を受ける。彼らは最終的に手榴弾を用いた自決の道を選ぶのだった。
何とも男臭い映画だが、訓練のシーンには迫力があり、出てくる俳優はしぶく、演技もなかなかのもの。細かすぎて伝わらないモノマネ選手権で、みょーちゃん劇団がやっている韓国軍隊ネタは、この映画がもとになっている。
【5段階評価】4
| 固定リンク
コメント