(420) 名探偵コナン 天空の難破船
【監督】山本泰一郎
【出演】高山みなみ(声)、山崎和佳奈(声)、大橋のぞみ(声)
【制作】2010年、日本
名探偵コナン・シリーズの映画、第14作。「名探偵コナン 漆黒の追跡者」の続編。
「赤いシャム猫」という組織が、殺人ウィルスを保有している微生物研究所を襲撃。空気感染するそのウィルスは、赤い発疹が出て死に至るというものだった。一方、富豪の鈴木次郎吉(永井一郎)は、「天空の貴婦人」という高価な宝石を飛行船に乗せ、怪盗キッドに盗めるものなら盗んでみろと挑戦をたたきつけて東京から大阪に向かっていた。
江戸川コナン(高山みなみ)や毛利蘭(山崎和佳奈)らは飛行船に同乗していたが、そこに赤いシャム猫が登場。喫煙室にウィルスをまいた、と告げる。彼らの目的は宝石にあると思われたが、さて、真実は。
ネタバレ上等の本ブログではあるが、種は明かさない。空気感染するにもかかわらず、赤い発疹の出た感染者を、全く恐れることなく触れる犯人側の適当さに、「しょせん子供向けアニメはこんなもんか」と思っていると、思わぬしっぺ返しを食らう。なかなか痛快なトリックだった。サッカーボールのアクションなんかは、いかにもアニメだが、そこはご愛敬だろう。
【5段階評価】4
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