(414) エリン・ブロコビッチ
【監督】スティーブン・ソダーバーグ
【出演】ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー
【制作】2000年、アメリカ
米大手企業、PG&E社を相手に、毒物汚染の和解金として3億ドル以上を勝ち取った実在の女性の活躍を描く。
エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は、3人の子持ち。交通事故に巻き込まれるが、弁護士のエド(アルバート・フィニー)に、確実と言われた賠償金がもらえず、職を失っていたため、強引にエドのもとで働き始める。彼女はそこで、PG&E社の工場の周りで、6価クロムによって病苦に見舞われている住民の存在を知る。彼女は、住民たちの訴訟を起こし、600名以上の署名をとりつけ、3億ドルを超える和解金を勝ち取る。
そんな彼女には、200万ドルのボーナスが手渡される。
スレンダーなジュリア・ロバーツが、全編を通して、胸元をあらわに、ミニスカートで動き回る。彼女の素質なのか、そこに下品なイヤらしさがなく、女としての武器もうまく使いながらも、行動的な彼女の様子が小気味よく描かれている。
隣人の男に、番号を教えてと言われて、電話番号の前に、離婚の回数やら子どもの数やら預金の額やらを伝えるシーンは、彼女の人となりを観る者にうまく伝えているな、と感じた。
【5段階評価】4
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