(389) デスノート
【監督】金子修介
【出演】藤原竜也、松山ケンイチ、瀬戸朝香
【制作】2006年、日本
人気漫画、「DEATH NOTE」の映画化作品。
警察庁刑事局長を父に持つ夜神月(やがみライト)(藤原竜也)は、凶悪犯を法が裁ききれない現実にやりきれなさを感じていたとき、名を書き記すとその人物を殺すことのできるデスノートを手にする。
悪人を次々と殺していくライトに挑むのが、天才的な頭脳を持つL(エル)(松山ケンイチ)。エルは次第に捜査の網を狭めていき、ライトに焦点を当てていく。本作では、ライトがデスノートを使って恋人を亡き者にし、自らを悲劇の主人公に仕立て、エルのいる捜査本部に入り込むまでを扱っている。
原作は出色のできだったが、本作でも次々と起こる展開に思わず引き込まれる。デスノートには、名前を書かれたら死ぬという大原則のほかに、様々な付帯条件があって、漫画だとうっとうしいぐらいにそれが書き連ねられていくのだが、映画ではほどよいスパイスになっているのがうまい。次作に期待をしてしまう、なかなかいい展開だった。
【5段階評価】4
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