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2010年6月 7日 (月)

(141) ALWAYS 三丁目の夕日

【監督】山崎貴
【出演】堤真一、吉岡秀隆、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希
【制作】2005年、日本

かなりいい映画。昭和の時代を再現した映像もよくできていて見入ってしまうし、話も、ほのぼのしている中にも熱い感動がある。

堤真一の演じる則文は、怒りっぽくてあまり好きなタイプの人間ではないのだが、茶川(吉岡秀隆)と淳之介(須賀健太)の二人の心の通い合うところがいい。最後のシーンはやっぱり泣けちゃう。

昭和とか知らない人にとっては、今いちかもしれない。でも、ちょうど今、日本では東京スカイツリーが建設中だ。建設中の状態は今しか見られないということで、スカイツリーは新たな観光名所として、ちょっとしたブームになっている。そう考えると、東京タワー建設中のこの映画の時代が、今、懐かしの昭和時代と呼ばれているように、今我々が暮らしている現在も、何十年か先には、懐かしの平成時代は東京スカイツリーがまだない時代だったんだね、なんていう話になるのかな、なんていう気にもさせられる。

【5段階評価】4

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