(115) インソムニア
【監督】クリストファー・ノーラン
【出演】アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク
【制作】2002年、アメリカ
不眠症の刑事、ドーマー(アル・パチーノ)は、アラスカで起こった少女殺害事件の犯人を追う中で、仲間の刑事、ハップ(マーティン・ドノバン)を誤射してしまい、それを隠そうとする。ところが、その誤射を犯人は見ていた。犯人は作家のフィンチ(ロビン・ウィリアムズ)。彼も、少女が死んだのは事故だったと主張し、少女に暴力を働いていた少年を犯人に仕立てようと持ちかける。
最終的には、ドーマーに尊敬の念を抱いていたアラスカの女性刑事、エリー(ヒラリー・スワンク)が、ハップに当たった弾の放たれた方向や、現場の薬莢から、ハップを撃ったのがドーマーだと見抜く。ドーマーがアラスカの警察を去った後、彼女はフィンチのもとを訪れるが、ばれたと気づいたフィンチは、エリーを襲う。そこに、ドーマーが登場。最後はドーマーがフィンチを倒す。
アラスカの景色や街並みと、退廃的で疲れ切ったアル・パチーノの演技が混じり合い、独特な雰囲気を醸し出している。霧の中の銃撃戦も印象的。
ただ、最後、フィンチが撃たれて死んでしまうところは、ちょっと安直かもしれない。
【5段階評価】3
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