(2426) アクアマン
【監督】ジェームズ・ワン
【出演】ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、パトリック・ウィルソン、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマン
【制作】2018年、アメリカ
水中の能力に秀でたヒーローの活躍を描いたアクション映画。「ジャスティス・リーグ」の続編。
人間の父親トム・カリー(テムエラ・モリソン)と海底国の女王アトランナ(ニコール・キッドマン)の間に生まれたアーサー・カリー(ジェイソン・モモア)は、強靱な身体能力と水中の特殊能力を持つアクアマンとして、悪者を退治する日々を送っていた。彼のもとに海底国ゼベルの王女メラ(アンバー・ハード)が現れ、アーサーに、アトランティスの王になってほしいと依頼する。メラの婚約者であるアトランティスの王、オーム(パトリック・ウィルソン)は地上の国に戦争をしかけようとしており、それに反対するメラは、アーサーが王となることで陸と海の融和を果たそうとしていたのだ。アーサーに戦闘術を授けたアトランティスの家臣バルコ(ウィレム・デフォー)もアーサーに協力するが、バルコの行動はオームにばれており、バルコは監獄に送られる。オームとアーサーは決闘をすることになるが、アーサーは劣勢。メラは潜水艇でアーサーを救い出し、王の印となるトライデントを求めて、隠された海にたどり着く。アーサーは、死んだと思っていたアトランナと再会。ついにトライデントを手に入れたアーサーは、海底の国を支配しようとしているオームとの戦いに勝利。アトランナと再会したオームは、アーサーのことを認め、アーサーは王となることを決意するのだった。
特撮であることは間違いないのだが、迫力はなかなかのもの。海の生き物や乗り物の映像も楽しいし、アクションシーンが水中だけではなく、地上でも繰り広げられるのがいい。水中のシーンは、どうしても現実味がないので想像の世界になり、迫力を実感しづらいが、地上の戦闘シーンは、分かりやすく見応えがある。また、アーサーとオームの戦いだけを描くのではなく、アクアマンとの戦闘で父親を失ったブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マーティン2世)との戦いも織り交ぜ、展開も適度に凝っている。劇場で見たら大満足の作品だろう。
【5段階評価】5
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