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2024年7月21日 (日)

(2740) ホルモン女

【監督】遠藤光貴
【出演】山下リオ、河本準一、坂本純一、増田修一朗
【制作】2011年、日本

津山市のホルモンうどんを国体のおもてなし料理にするため奮闘する市役所職員を描いた作品。

津山市役所の職員、坂井ひろこ(山下リオ)は、国体で選手をもてなす料理を担当。提案した料理は審査員に不評で、東京からシェフを呼ぶことになってしまう。課長の刑部(おさかべ)(河本準一)に、老舗旅館の青年、松本(増田修一朗)を紹介された坂井は、彼に一目ぼれ。松本に次の手はないのかと問われ、地元の居酒屋を営む知人の良ちゃん(坂本純一)が作っていたホルモンうどんを紹介。松本と課長は気に入り、ひろこはホルモンうどんの歴史を調べ、ホルモンうどんを国体のおもてなし料理にするよう奮闘する。
刑部の努力で試食会が再度開かれることになる。ひろこは作り手として試食会に臨むが、ガスの火が弱かったり、会場に現れた松本が婚約者を連れて来たりしたことでやる気を失い、会場から逃げてしまう。追ってきた良ちゃんに励まされ、会場に戻ると、常連さんにガスを修理してもらい、おいしいホルモンうどんを仕上げる。ホルモンうどんは審査員にも好評で、見事におもてなし料理に決まる。その後、ホルモンうどんはB級グルメの祭典、B-1グランプリで入賞するなど、一躍、名物料理となるのだった。

30分と短いが、地元の人たちの応援を受けて頑張る女性の活躍に、素直に感動できる作品。ホルモンうどんが食べたくなること間違いなし。
冒頭で女性が疾走するシーンが登場し、これが何だったのかが後半明かされるという作りになっている。これ自体はよくある映画の展開だが、会場から走って逃げるという種明かしは、正直ちょっと弱かった。
次長課長の河本準一や、GAG少年楽団の坂本純一が重要な役どころで出演している。

【5段階評価】3

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