(2744) Behind the Curtain
【監督】ティーム・ニッキ
【出演】バルテリ・コイブミエス、オラビ・ニエミ、ペッカ・フオタリ
【制作】2014年、フィンランド
歌の苦手な少年が学校で歌の披露に挑戦する物語。7分の短編映画。
ミッコ(バルテリ・コイブミエス)は通学途中、いじめられている少年(オラビ・ニエミ)を助ける。学校では歌のテストがあり、一人ずつ教室の真ん中で歌を披露し、先生(ペッカ・フオタリ)が点をつける。ミッコの番になるが、ミッコは人前で歌うのが苦手で途中でつっかえてしまう。彼は場所を変えると言ってカーテンの裏に隠れ、窓際で歌おうとするが、それでもうまくいかない。すると、ミッコに助けてもらった少年がトイレに行くと言って教室を出る。少年は窓際に行き、ミッコの代わりに見事な歌声を披露。先生はミッコに「10+」の点を与え、あがり症を克服したらクリスマスに歌ってもらおうと助言。うまくいって笑顔だったミッコの顔が青くなるが、エンドロールで、ミッコがCDデビューしたことが示されるのだった。
歌声が違うのでバレるだろ、という気はするものの、他愛もないインチキで難を逃れるだけの話かと思いきや、最後にミッコのCDが登場し、おそらくその曲自体がエンドロールで流れるのだが、お世辞にも上手とはいえないだみ声のおじさんの歌で、観客をニヤリとさせる。
本作はネット上に出演者の情報が見当たらなかったが、幸い、エンドロールに役名と名前が併記されていたので、そこから書いた。
【5段階評価】3
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