(2748) ニューヨーク、アイラブユー
【監督】チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、岩井俊二、イバン・アタル、ブレット・ラトナー、アレン・ヒューズ、シェカール・カプール、ナタリー・ポートマン、ファティ・アキン、ジョシュア・マーストン、ランディ・バルスマイヤー
【出演】ヘイデン・クリステンセン、ナタリー・ポートマン、オーランド・ブルーム、マギー・Q、アントン・イェルチン、ドレア・ド・マッテオ、ジュリー・クリスティ、カルロス・アコスタ、スー・チー、クリス・クーパー、イーライ・ウォラック、エミリー・オハナ
【制作】2009年、アメリカ、フランス
ニューヨークの男女の関係を描いた群像劇。11人の監督による合作。「パリ、ジュテーム」の続作。
美女(レイチェル・ビルソン)を巡る若いスリ(ヘイデン・クリステンセン)と壮年のスリ(アンディ・ガルシア)の応酬、剃髪した女性(ナタリー・ポートマン)と宝石商(イルファーン・カーン)、映画音楽作曲に悩む青年(オーランド・ブルーム)と彼を手伝う女性(クリスティーナ・リッチ)、美女(マギー・Q)が娼婦だと知らず必死で口説く男(イーサン・ホーク)、プロムに車いすの女性(オリビア・サールビー)を連れていく若者(アントン・イェルチン)、一夜を共にした男(ブラッドレイ・クーパー)と女(ドレア・ド・マッテオ)の再会、ホテルの女性客(ジュリー・クリスティ)と足の悪い若いホテルマン(シャイア・ラブーフ)と老ホテルマン(ジョン・ハート)、幼い少女(テイラー・ギア)を子守する黒人ダンサー(カルロス・アコスタ)、中国人女性(スー・チー)の肖像画を描く画家(ウグル・ユーセル)、レストランの外でタバコを吸いながら男性(クリス・クーパー)を誘惑する女性(ロビン・ライト・ペン)、旅行に連れて行けと文句を言う女性(エバ・アムリ)とその彼氏(ジャスティン・バーサ)、杖を突く老人(イーライ・ウォラック)とその妻(クロリス・リーチマン)。
主役級の有名俳優がぞろぞろと登場する豪華な作品。監督欄に11人も並べたのは初めてだ。「チャイナタウン」や「ロッキー」のバート・ヤング、「ゴッドファーザー」や「遠すぎた橋」のジェームズ・カーンといった名脇役も出演。それぞれの物語は完全に独立しておらず、ところどころ重なっているのも、面白い趣向。ニューヨークを知らなくても、郷愁を感じるような作品だ。
【5段階評価】3
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