(2648) 香港発活劇エクスプレス 大福星
【監督】サモ・ハン・キンポー
【出演】サモ・ハン・キンポー、ジャッキー・チェン、シベール・フー、ユン・ピョウ、西脇美智子
【制作】1985年、香港
警察の捜査に協力する盗人5人組の活躍を描いた作品。「五福星」の続編。
香港の刑事ジャッキー(ジャッキー・チェン)とリッキー(ユン・ピョウ)は、日本で犯罪組織を追っていたが、リッキーが犯罪組織にさらわれてしまう。香港警察は、服役中のデブゴン(サモ・ハン・キンポー)を捜査に協力させることにする。デブゴンは、仲間のハンサム(チャールス・チン)、念力(リチャード・ン)、ヒゲ(フォン・ツイファン)、ウスノロ(エリック・ツァン)を集め、美人の刑事ウー(シベール・フー)と日本に渡る。彼らは香港で銀行強盗を働いた6人組という偽情報をもとに、日本の犯罪組織「かかし組」に接近。彼らのあじとを突き止め、合流したジャッキーとともにリッキーを救い出し、犯罪組織の一斉逮捕に成功するのだった。
主な舞台が日本という、当時としては珍しい作品で、富士急ハイランドで奮闘するシーンが描かれている。お化け屋敷での戦闘に現実味はないが、アクションには見ごたえがあった。
デブゴンたちの一人が下着姿のウーの部屋に入り込み、強盗役に扮した仲間が、ウーと抱き合ったまま縛られて喜ぶという行為を順番に繰り返したり、ベッドのシーツの下に5人が隠れて寝転がったウーの感触を楽しんだり、といったシーンが1980年頃の古き悪しき(!)時代を偲ばせていた。美人ボディビルダーとして当時有名だった西脇美智子が、悪者側の壺振り兼用心棒役として登場し、切れのある動きと肉体美を披露している。
【5段階評価】3
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