(2626) ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
【監督】金子修介
【出演】新山千春、宇崎竜童、小林正寛、天本英世、佐野史郎、村井国夫、大和田伸也、南夏歩
【制作】2001年、日本
「ゴジラ」シリーズ第25弾。日本に出現したゴジラと護国の怪獣との戦いを描いた作品。「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」の続作。
日本の防衛軍がゴジラを撃退してから50年。再びゴジラの出現の兆しが現れる。低俗BS番組の制作に関わる立花由里(新山千春)は、日本の国を護る護国の聖獣が目覚めていると考える。ゴジラが静岡県に上陸。すると、新潟県の地中からバラモンが現れ、ゴジラに戦いを挑むが、倒される。続いて鹿児島県の池田湖からモスラが飛び立ち、さらに富士の樹海から目覚めた三つ首のギドラもゴジラに立ち向かう。ゴジラの吐く光線により、モスラは光の粒子となって飛び散るが、それがギドラと合体し、羽の生えたキングギドラとなる。ゴジラはキングギドラも倒すが、由里の父親で軍人の立花泰三(宇崎竜童)が、潜水艇ごとゴジラの体内に入り込み、ドリル型ミサイルをゴジラに撃ち込む。ゴジラは熱線を吐こうとするが、そのまま消滅。由里は父親の帰還を喜ぶ。しかし、海底ではゴジラの心臓が不気味に鼓動を続けているのだった。
平成の特撮技術によって、映像に多少の迫力は出たものの、やはり町並みは模型だし、怪獣は着ぐるみだし、ヘリコプターはミニチュア。子供だましの作品だった。ただ、加瀬亮が漁師の息子役で出ていたり、山寺宏一がテレビ局プロデューサー役で出ていたり、温水洋一が旅館の宿泊客役で出ていたり、佐藤二朗が防衛軍の報告係役で出ていたり、ゲスト出演ではなく、ガチのちょい役で出演しているのが面白い。他にも篠原ともえやかとうかずこ、「ガメラ3 邪神覚醒」の前田愛が実妹の前田亜季とともにゲスト出演したりしており、知っている俳優を探す楽しみがあった。
【5段階評価】2
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