(2473) 銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー
【監督】宇田鋼之介
【出演】野沢雅子(声)、池田昌子(声)、肝付兼太(声)、榊原良子(声)、日髙のり子(声)
【制作】1998年、日本
松本零士の漫画「銀河鉄道999」の劇場版第3作。「さよなら銀河鉄道999 -アンドロメダ終着駅-」の続編。
牢獄に捕らわれた星野鉄郎(野沢雅子)を、銀河鉄道999に乗ったメーテル(池田昌子)と車掌(肝付兼太)が救出。鉄郎は、自然が失われ闇に覆われた地球をもとの姿に戻そうと誓う。重力波の影響を避けるため、999はブライトリングファイアフライに臨時停車。そこはかつての地球にそっくりの惑星。メーテルと鉄郎は、イーゼル(日髙のり子)という若い娘とその父親(たてかべ和也)が経営する旅館に宿泊する。父親は、人間を敵視するメタノイドが、メーテルと鉄郎を発見したら通報するよう指示しているのを無視し、メーテルと鉄郎の味方をする。イーゼルは夢を持つ若者、鉄郎に希望を見いだす。鉄郎のもとにメタノイドの女戦士ヘルマザリア(榊原良子)が現れ、鉄郎に襲いかかるが、鉄郎の紳士的な態度とイーゼルの献身的な姿を見て、忠告だけして立ち去る。
メーテルは、イーゼルたちを巻き込まないために999に戻るが、ヘルマザリアは通報指令を無視した報復として、ブライトリングファイアフライを破壊してしまう。破壊により発生した岩石が小惑星のように999に飛んでくる。絶体絶命の危機に現れたキャプテン・ハーロックの戦艦アルカディア号により、小惑星は破壊される。999にヘルマザリアが再び現れ、鉄郎と銃撃戦になる。鉄郎に胸を撃ち抜かれたヘルマザリアは、宇宙空間に身を投げ、消滅する。鉄郎とメーテルは、大テクノロジアを目指すのだった。
話としては中途半端な終わり方。最後に宇宙戦艦ヤマトなど、松本零士作品の主要な宇宙船が登場するのがちょっと楽しい。
【5段階評価】2
| 固定リンク
コメント