(2447) ソニック・ザ・ムービー
【監督】ジェフ・ファウラー
【出演】ジェームズ・マースデン、ベン・シュワルツ(声)、ジム・キャリー、ティカ・サンプター
【制作】2020年、アメリカ、日本
SEGAのアクションゲーム、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を題材にしたアクション映画。
宇宙のとある星に住むソニック(ベン・シュワルツ)は、素早い動きが自慢。彼は、自分を狙う悪党から逃れるため、フクロウのロングクローの作ったリングで地球にワープする。ソニックは誰にも見つからないよう孤独に暮らすが、楽しそうに野球をしている少年達がうらやましく、夜中に野球のグラウンドを走り回る。すると、ソニックの放った衝撃で町中が停電。この事件の謎を追うため、マッドサイエンティストのドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)がやってくる。追撃をかわすため、ソニックは地球を逃げ出すことにし、ワープ用のリングを発動させる場所として保安官のトム・ワカウスキー(ジェームズ・マースデン)の家を選ぶ。トムは忍び込んだソニックを見つけ、思わず麻酔銃を放つ。ふらついたソニックは持っていたワープ用のリングを落とし、ワープ先はサンフランシスコに。ソニックが持っていたリングを収めた袋は、サンフランシスコのビルの屋上にワープしてしまう。
トムはソニックを連れてサンフランシスコに行くことにする。獣医の妻マディ(ティカ・サンプター)を味方に付け、サンフランシスコに到着。ビルの屋上でリングの袋を手に入れるが、そこに飛行メカに乗ったロボトニックが現れる。ロボトニックはソニックを捕まえようとするが、トムの友情を力に変えたソニックは、リングを使ってロボトニックをキノコの星に送り込むことに成功。ソニックはトムの家の屋根裏に部屋を用意してもらい、地球に住み続けることにするのだった。
ソニックという、マリオになりきれない準メジャーキャラが主人公ということで、あまり期待をせずに観たのだが、予想を超える面白さだった。ソニックが、地球にいる間にかなえたい願いを書いたバケツリストを実現していく様子は清々しく、トムの仲間の町の人達がロボトニックに挑むところも胸が熱くなる。ゲーム仕立てのエンドクレジットもよかった。メジャー度で言えば遥かに格上と思われる「名探偵ピカチュウ」より、格段に上出来。
【5段階評価】4
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