(2409) シグナル 長期未解決事件捜査班
【監督】橋本一
【出演】坂口健太郎、吉瀬美智子、坂口健太郎、木村祐一、池田鉄洋、奈緒、鹿賀丈史、伊原剛志、田中哲司
【制作】2021年、日本
同名テレビドラマの劇場版。過去の刑事と通信しながら未解決事件を追う刑事の活躍を描いた作品。
未解決事件捜査班の刑事、三枝健人(坂口健太郎)は、班長の桜井美咲(吉瀬美智子)らとともに、過去のテロ事件で使われた毒ガス、ヘロンを用いた政府高官の暗殺事件を追う。三枝は過去の世界にいる刑事、大山剛志(北村一輝)と無線でやりとりし、二つ目の暗殺事件を阻止する。
テロ事件の責任者だった内閣官房長官の板垣真二郎(鹿賀丈史)、三谷宗久(杉本哲太)、山崎聡史(田中哲司)らは、テロ組織からの犯行予告を軽視。その結果、テロ組織の残党が高官の乗る車にヘロンを仕込んで運転手ごと高官を暗殺。暴走した自動車により、一般人にも被害が及び、ある母娘が死亡。娘の父親は、警視庁刑事部長の青木(伊原剛志)だった。正義感の強い青木は、未解決のテロ事件を解決したことにして自分の手柄とした板垣らへの復讐を決意。警察が保管しているヘロンを入手し、三谷、山崎を殺害。総裁選に臨む板垣のパーティ会場に、スプリンクラーを使ってヘロンを散布し、板垣もろとも大勢を殺害する計画を実行に移す。事件の真相にたどり着いた桜井らはパーティ会場に乗り込み、青木の野望を阻止。三枝は、大山が殺される日時を無線で大山に告げ、大山は難を逃れるのだった。
原作が韓国ドラマらしい、過去とやりとりして歴史を変えるという大胆な設定で、スリリングな物語を楽しめた。ジャーナリストの小泉ミチル(奈緒)が暗殺集団に惨殺されながら、最後には歴史が変わって生き残っていたりするので、やりすぎると殺人の安売りになるが、三谷の死は防げなかったり、何でも思い通り歴史を変えられるようにはならないので、バランスはよかったのだろう。
【5段階評価】3
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