(2402) ねことじいちゃん
【監督】岩合光昭
【出演】立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、小林薫、銀粉蝶、山中崇、田中裕子
【制作】2019年、日本
離島で猫と暮らす老人の日常を描いた作品。イラストレーターねこまきの漫画が原作。
とある島で暮らす老人、春山大吉(立川志の輔)は、妻のよしえ(田中裕子)に先立たれ、猫のたま(ベーコン)と一緒に暮らしていた。島には若い美智子(柴咲コウ)がやってきてカフェをオープン。年寄り達の憩いの場になる。釣りが趣味の巌(小林薫)は、幼なじみのサチ(銀粉蝶)に密かな思いを寄せ続けていた。サチは、若い頃、巌が本土で見たダンスホールにサチを連れていってやると言ったことを覚えていた。美智子が小学校を使った島のイベントで何をするか悩んでいたところ、巌はダンスホールを提案。ダンスホールには大勢が集まり、盛り上がる。その後、サチは亡くなってしまい、サチの飼い猫は美智子のカフェに引き取られる。
大吉の一人暮らしを、息子の剛(山中崇)は心配していたが、ある日、大吉は心臓が苦しくなり、家で倒れる。幸い、訪ねてきた美智子が気づき、大事には至らなかった。剛は改めて大吉に同居を進めるが、大吉は、たまとともに島で暮らすことを選ぶのだった。
猫のシーンが数多く登場し、終始、ほのぼのとした作品。たみこ(田根楽子)とトメ(小林トシ江)の口喧嘩が、ちょっと耳障りではあった。もうちょっと微笑ましい口喧嘩のほうがよかった。
【5段階評価】3
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